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今年の成長率見通し据え置き、労働市場は底堅い=豪中銀政策報告
2016年2月5日 / 01:34 / 2年後

今年の成長率見通し据え置き、労働市場は底堅い=豪中銀政策報告

 2月5日、豪準備銀行(中銀)は発表した四半期金融政策報告で、向こう1年間の経済成長率がトレンドを下回り、インフレ率も緩やかとの見通しを示した。写真はシドニーで昨年5月撮影(2016年 ロイター/Jason Reed)

[シドニー 5日 ロイター] - 豪準備銀行(中銀)は5日発表した四半期金融政策報告で、向こう1年間の経済成長率がトレンドを下回り、インフレ率も緩やかとの見通しを示した。一方、今後の利下げについては、労働市場の状況や最近の金融市場の動揺が世界経済の鈍化につながるかどうかによると指摘した。

労働市場の底堅さを指摘し、失業率見通しは改善方向に改定した。

豪ドルについては、これまでの下落がサービス輸出など経済の主な支援要因となっており、このトレンドは今後も続くとの認識を示した。

インフレ率が低水準にとどまっているため、需要支援の必要性が生じた場合には、一段の利下げ余地があるとの見方をあらためて示した。

豪中銀は今月、政策金利を過去最低水準の2.0%に据え置いた。

中銀は、今回の四半期金融政策報告で「労働市場の最近の改善が続いているのか、最近の金融市場の混乱は世界と豪国内の需要減退の前兆なのか、理事会は新たな情報に基づいて判断する」としている。

<労働市場、驚くほど好調>

2016年国内総生産(GDP)伸び率見通しは2.5─3.5%とし、前回報告から据え置いた。17年成長率見通しは、前回の3.0─4.0%から2.5─3.5%に下方修正した。基調インフレ率は2018年半ばまで2.0─3.0%の目標レンジ内で推移するとした。

豪中銀は政策報告で、雇用の好調さについて、強い驚きを示した。

「過去3カ月のデータは、労働市場の状況の顕著な改善を示唆しているが、これは前回の報告では予想していなかったことだ」と指摘。雇用の伸びは2015年を通じて、平均を上回っていた、と付け加えた。

中国経済については、成長率は向こう数年間に鈍化するとの見方を維持したほか、不透明感の主な要因になっている、との認識を示した。

「足元では、投資の伸びと鉱工業生産の弱さは、最近のより緩和的な金融・財政政策の効果によって部分的に相殺される」と指摘。「中国経済は中期的には、構造的な理由などにより減速が続く」としている。

*内容を追加します。

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