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労働市場と家計債務のバランスに配慮必要=豪中銀議事要旨
2017年4月18日 / 01:55 / 5ヶ月前

労働市場と家計債務のバランスに配慮必要=豪中銀議事要旨

 4月18日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が3月の理事会で、軟調な労働市場と家計債務の増加とのバランスに配慮する必要があるとの立場を示していたことが、議事要旨で明らかになった。写真はオーストラリア準備銀行・シドニー本部で、2015年5月撮影(2017年 ロイター/Josan Reed)

[シドニー 18日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)が3月の理事会で、軟調な労働市場と家計債務の増加とのバランスに配慮する必要があるとの立場を示していたことが、18日に公表された議事要旨で明らかになった。

雇用と住宅が政策の焦点とし、「理事会は今後数カ月、労働市場と住宅市場の動向を注意深く見守る必要があると判断した」との1文が新たに加えられた。

中銀は3月の理事会で政策金利を過去最低の1.5%に据え置いた。

議事要旨によると、中銀は労働市場の状況は「予想していたよりも幾分弱い」との見方を示した。

3月の雇用統計によると、失業率は5.9%と1年1カ月ぶりの高水準に並んだ。また仕事量を増やしたいのに十分な仕事がない人の水準は過去最高近辺に高止まりしている。

その一方で投資を目的とした住宅購入のための借り入れが増え、シドニーとメルボルンで住宅価格が高騰するなど、住宅市場のリスクが高まっていると分析した。

豪不動産コンサルタント会社コアロジックが発表した3月の主要都市の住宅価格は2ケタの伸びとなり、上昇率はシドニーで19%超を超えた。

ロウ中銀総裁は利下げは既に高水準にある家計債務を増やすだけで、経済にはプラスよりもマイナスの方が大きいと繰り返し主張している。

規制当局は住宅ローンの貸し出し基準を厳格するなどの対応をとってきたが、議事要旨はこうした措置が効果を発揮するまでに「しばらく」時間がかかると指摘。市場の過熱を防ぐために必要に応じて追加措置を取る姿勢を示した。

*内容を追加しました。

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