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豪中銀、予想通り金利据え置き 国内経済を引き続き楽観
2017年3月7日 / 04:04 / 7ヶ月前

豪中銀、予想通り金利据え置き 国内経済を引き続き楽観

 3月7日、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。据え置きは8カ月連続。写真はRBAシドニー本部。で昨年10月撮影(2017年 ロイター/David Gray)

[シドニー 7日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は7日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。据え置きは8カ月連続。

ロイターがエコノミスト67人を対象に実施した調査では、全員が据え置きを予想していた。

豪中銀のロウ総裁は、コモディティー価格の上昇と世界経済の回復を背景に、豪経済に対する楽観的な見方を維持した。豪経済が鉱業投資ブームからの移行を図る中、2016年の成長率は2.4%に加速した。

総裁は「輸出は底堅く増加し、非鉱業の設備投資はここ1年間で増加した。企業と消費者の信頼感はおおむね平均水準もしくは平均を上回る水準だ。消費の伸びは年末にかけてより底堅く推移した」と指摘した。

総裁はまた、過去最低水準の1.5%で推移している基調インフレ率が徐々に上向くとの中銀の見通しを確認。総合インフレ率は年内に2%を超える見通しで、基調インフレの伸びはそれよりもやや緩やかになる見込みだとした。

ダン・アンド・ブラッドストリートが7日発表した企業調査結果によると、豪企業の信頼感は18カ月ぶり高水準で、今年第2・四半期の設備投資計画も2年ぶり高水準だった。

同社の経済アドバイザー、スティーブン・コウコウラス氏は「こうした楽観が実際の経済活動の押し上げにつながるかどうかが本当の問題だ」と述べた。

ロウ総裁は昨年9月の就任以来、金融政策の限界を繰り返し強調。先月には、追加利下げは国益にかなわないと発言した。

総裁が利下げへの高いハードルを示唆したことで、インターバンク先物市場<0#YIB:>が織り込む8月までの利下げの確率はわずか6%となっている。

豪中銀の発表を受け、金融政策が当面維持されるとの見方から、豪ドルAUD=D4は小幅に上昇した。直近は0.5%高の0.7619米ドル。

UBSのエコノミスト、スコット・ハスレム氏は「きょうの声明で、中銀が世界経済の回復と、一段の成長、雇用拡大に向けた豪経済の移行に満足していることが明らかになった」と指摘。中銀はデフレ圧力と住宅価格高騰のバランスを取り、2018年半ばまで現行政策を維持するとの見方を示した。

*内容を追加します。

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