Reuters logo
NZ中銀、金利1.75%に据え置き 「相当期間」現水準を維持
2017年2月8日 / 22:51 / 7ヶ月前

NZ中銀、金利1.75%に据え置き 「相当期間」現水準を維持

 2月9日、ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)は、政策金利を過去最低の1.75%に据え置き、金融政策は「相当な期間」緩和的なスタンスが続くとの見通しを示した。写真はウエリントンで昨年3月撮影(2017年 ロイター/Rebecca Howard)

[ウェリントン 9日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)は9日、政策金利を過去最低の1.75%に据え置き、「相当な期間」この水準を維持するとした。一段の利下げの可能性は低いとしたが、引き締め策は2年以上先になるとの見通しも示した。

中銀の決定を受けてNZドルは対米ドルで0.7256米ドルに下落した。

ロイター調査によると、エコノミスト26人全員が金利据え置きを予想していた。

ウィーラーNZ中銀総裁は政策決定後、「とりわけ国際情勢を巡る見通しについて多くの不透明要因がなお存在し、状況に応じて金融政策の調整が必要となる可能性がある」と指摘。

米国の経済と通商政策とを主要リスクとして挙げ、トランプ米政権が何らかの関税導入に踏み切るようなことがあれば、世界経済に深刻な影響を与えると懸念を示した。

総裁は商品(コモディティー)価格の回復に加え、先進国における企業や消費者の景況感が上向いたことで世界経済の見通しが改善したと指摘。一方で「世界経済の余剰能力や地政学的な不確実性の高まりなど、困難な問題が残っている」とした。

声明発表を受けて、NZドルは米ドルに対し、約0.7307米ドルから0.7255米ドルに下落した。

金融政策については、利上げは今後2年以上、必要ないかもしれないと説明すると同時に、昨年実施した3度の利下げを経てNZ中銀の政策スタンスが緩和的から中立的へと変わったとも強調した。

総裁は国内経済の成長見通しが明るいとしたほか、最近の住宅価格の上昇鈍化はプラスだが、継続的な需給の不均衡を踏まえると、鈍化傾向が持続するかは不透明とした。

インフレ率については、1─3%とする中銀の目標レンジ中央に「緩やかに」回帰するとの見方を示した。

ASBバンクのチーフエコノミスト、ニック・タフレー氏は「経済に大きなマイナスの影響を与える出来事がなければ、NZ中銀が政策金利を野放図に緩和的な水準に据え置くとは考えにくい。かなり先の利上げを示唆する方が現実的だ」と指摘。利上げが2018年末になると引き続き予想しているとした。

*内容を追加して再送します。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below