Reuters logo
ドル急上昇なら人民元への下落圧力に=中国人民銀政策委員
2016年3月25日 / 04:26 / 2年前

ドル急上昇なら人民元への下落圧力に=中国人民銀政策委員

 3月25日、中国人民銀行金融政策委員会の黄益平委員は、米ドルが向こう数カ月間で大幅に上昇すれば、人民元<CNY=CFXS>に下落圧力がかかるとの見方を示した。写真は北京で1月撮影(2016年 ロイター/Jason Lee)

[ボーアオ(中国) 25日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)金融政策委員会の黄益平委員(北京大学教授)は25日、米ドルが向こう数カ月間で大幅に上昇すれば、人民元CNY=CFXSに下落圧力がかかるとの見方を示した。ボーアオ・アジアフォーラムで述べた。

同委員は、人民銀行が人民元を通貨バスケットに対して管理しており、米ドルに対してではないとする人民銀の姿勢をあらためて示した。

「ドルが今後数カ月で大幅に上昇すれば、人民元に対する圧力は続くだろう」と述べた。

最近の公式統計によると、中国からの資金流出は元相場の安定を受けて緩やかになっている。

また同委員は、政府にとっては金融政策よりも財政政策の余地の方が大きく、構造改革の推進に効果があるとの見方を示した。

銀行の不良債権については、実際の水準は統計よりも大きい可能性があるとして懸念を示した。

2015年の中国の商業銀行の不良債権は、経済成長が25年ぶりの低水準にとどまったことを背景に、10年ぶり高水準の1兆2700億元(1948億ドル)に拡大した。

金融緩和策が不動産価格を押し上げた可能性がある、と指摘。「資産市場をみる時には非常に慎重になる必要がある。資産価格は上昇すれば、1日で下落することがある」と語った。

中国の上海当局は25日、過熱する不動産市場の沈静化に向けた取り組みの一環として、2軒目の住宅購入時に組むローンの頭金要件を厳格化した。

*内容を追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below