TBS<9401.T>、4─6月のスポット広告は前年比10%以上落ち込む可能性=井上社長
[東京 10日 ロイター] TBS(9401.T: 株価, ニュース, レポート)の井上弘社長は10日、2008年4─6月期の広告収入について、番組の合間に流すスポット広告が前年同期比で10%以上落ち込む可能性があるとの見通しを示した。ロイターのインタビューで答えた。スポンサー企業が原料高の影響を受けた要因が大きいと分析している。スポット広告収入は年100億円減少する可能性があるという。
6月以降は回復基調にあるというが、4、5月の落ち込みが大きかった。番組提供のタイム広告収入は「ややプラス」(井上社長)とした。同社は4─9月期について、スポット広告を前年同期比5.3%減、タイム広告を同3.5%減とする予想を示している。
昨年1218億円だった番組制作費について、08年度は「前年を下回り着地したい」(井上社長)との見通しを述べた。製作工程の見直しを進める。現在は洗い出しの段階とし、具体的な削減規模には言及しなかった。
ただ、放送番組は経営の屋台骨であるほか、DVD化や海外放送局への販売など広告外の収入として2次利用にもつながることから、番組の質的水準を保つ必要があるとし、中長期的な制作費の水準については現在に比べ「あまり変わらない」との考えも示した。
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