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欧州復興開発銀、ロシア事務所5カ所を来年閉鎖へ 関係悪化鮮明に
2017年10月4日 / 02:52 / 13日前

欧州復興開発銀、ロシア事務所5カ所を来年閉鎖へ 関係悪化鮮明に

 10月3日、欧州復興開発銀行(EBRD)は来年、ロシアの事務所7カ所のうちモスクワとサンクトペテルブルクを除く5カ所を閉鎖すると明らかにした。同行は2014年のウクライナ危機以来、ロシアへの融資凍結を続けている。写真は2012年9月、ロシアのウラジオストクで撮影(2017年 ロイター/Sergei Karpukhin)

[ロンドン 3日 ロイター] - 欧州復興開発銀行(EBRD)は来年、ロシアの事務所7カ所のうちモスクワとサンクトペテルブルクを除く5カ所を閉鎖すると明らかにした。同行は2014年のウクライナ危機以来、ロシアへの融資凍結を続けている。

ロシアは長い間、EBRDにとって最大であり収益性の最も高い市場だった。

関係筋によると、閉鎖の可能性は以前からあったという。

EBRDの広報担当マネジングディレクターであるジョナサン・チャールズ氏は3日、「2018年第1・四半期末にエカテリンブルク、クラスノヤルスク、ロストフ・ナ・ドヌ、ウラジオストク、サマラにある5つの小規模な事務所を閉鎖する」と説明した。

継続させる事務所2カ所には80人前後の職員を残すという。

EBRDの主要出資国は米国、欧州と他のG7首脳国であり、事務所閉鎖により西側諸国とロシアとの険悪な関係が鮮明となりそうだ。その一方で、EBRD職員への影響は少人数にとどまる見通し。

ウクライナ危機以前、ロシアでは7つの事務所に160人程度の職員がおり、100億ユーロ前後のプロジェクトが進行していたが、それ以来縮小。過去のポートフォリオや、ロシア企業がEBRDとともに他国へ投資するプロジェクトに限られている。その結果、職員の約半数が異動したか、退職した。

EBRDのロシア代表(在ロンドン)であるデニス・モロゾフ氏は「EBRDがロシアを失ったのは非常に残念だ」と述べ、「ロシアをより良い場所に変える手助けをすることがもはやできないのは非常に悲しい」と話した。

ロシア経済省も、事務所閉鎖の計画を知らされていることを確認した。

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