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9月米小売売上高は2年半ぶり大幅増、迅速な景気回復示唆
2017年10月13日 / 15:20 / 5日後

9月米小売売上高は2年半ぶり大幅増、迅速な景気回復示唆

 10月13日、9月の米小売売上高は2年半ぶりの大幅なプラスとなった。写真はニュージャージー州のスーパーで昨年10月撮影(2017年 ロイター/Eduardo Munoz)

[ワシントン 13日 ロイター] - 米商務省が13日発表した9月の小売売上高は前月比1.6%増と、2015年3月以来2年半ぶりの大幅なプラスとなった。

ハリケーン「ハービー」「イルマ」の被災地での復興・清掃活動で建材や自動車の需要が増えたとみられる。復興が進み、景気が速やかに回復しつつあることをうかがわせた。

ガソリンスタンドの売り上げも増えた。ハービーによってメキシコ湾岸部の石油精製施設における生産が減ったことを反映し、ガソリン価格が上昇したことが背景にある。

市場予想は1.7%増、前年同月比は4.4%増だった。

8月の数字は当初発表の0.2%減から0.1%減へ上方改定された。

BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サル・グアティエリ氏は「堅調な小売売上高は、低迷が続くインフレ動向の謎よりも重視され、12月の米利上げ観測の追い風となる」と話した。

ハービーとイルマは8月下旬と9月上旬にテキサス州とフロリダ州に上陸し、各地に大きな被害をもたらした。

自動車やガソリン、建材、食品サービスを除いたコア売上高は前月比0.4%増。8月は横ばいだった。コア売上高は、国内総生産(GDP)の消費支出に最も近いとされる。

9月にコア売上高が増えたことは、ハリケーンの経済への打撃は限定的であることを示唆する。エコノミストらはハリケーンが第3・四半期GDPを少なくとも0.6%ポイント押し下げるとみている。第2・四半期GDPは年率で3.1%増だった。

9月の前月比の内訳は、建材・園芸が2.1%増と、2月以来の大幅なプラスだった。8月は0.6%増加していた。自動車販売店は3.6%増と、15年3月以来の大幅増加だった。ハリケーンの後の洪水被害で車を買い替える動きがあったとみられる。8月は2.1%減少していた。ガソリンスタンドは5.8%増と、13年2月以来の大幅なプラスだった。8月は4.1%増だった。

電子・家電は1.1%減。衣料は0.4%増だった。百貨店は、顧客の来店が減っていることや、アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)に代表されるオンライン小売業者との競争激化などで打撃を受けている。オンライン小売りは0.5%増だった。外食は0.8%増。一方スポーツ用品・趣味関連は0.2%減だった。

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