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資生堂、16年12月期営業益は380億円計画 緊急対策55億円を実施へ
2016年2月9日 / 06:22 / 2年前

資生堂、16年12月期営業益は380億円計画 緊急対策55億円を実施へ

[東京 9日 ロイター] - 資生堂(4911.T)は9日、2016年12月期の連結営業利益が380億円になるとの見通しを発表した。9カ月決算だった前期を12カ月に調整した数字と比較すると、14.3%減となる。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト11人の営業利益予測の平均値437億円を下回った。

 2月9日、資生堂は、2016年12月期の連結営業利益が380億円になるとの見通しを発表した。写真は都内で2010年1月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)

魚谷雅彦社長は会見で「昨年末までは、16年12月期の営業利益は435億円程度を考えていた」と述べた。ただ、今年に入って、中国の景気減速や原油安、株や為替市場の変動など世界的に不透明な市場環境となったことに対応し、基本の計画に加え、55億円の緊急追加対策を実施することとし、2桁の減益計画となった。

対策の中身については「マーケティング戦略上、細かなことは言えない」としたうえで、「消費者の心理と購買行動が保守的に変わってくることが予想される。低価格帯領域と同時に、信頼できるブランドに回帰する動きに対応する」と述べた。

16年の課題としては、日本事業の持続的な成長や中国事業の立て直しに加え、欧米の収益力向上に本格的に取り組む。

15年度に339億円だった設備投資は738億円に増加させる計画。カウンター増設や大阪新工場建設、IT投資などが含まれている。

15年12月期は、連結売上高が7630億円、営業利益が376億円だった。同一期間に調整した14年度と比較すると、売上高は12.6%増、営業利益は77.4%増となっている。15年12月期は決算期変更により9カ月の変則決算となっている。

訪日外国人のインバウンド需要やブランド強化などにより国内事業が好調に推移した。プレステージブランドがグローバルに伸長し、利益率の高い商品の比率が高まったことや、マ―ケティング費用の効率化、コスト構造改革の進捗などが利益面では寄与した。

*カテゴリーと写真を追加します。

清水律子

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