Reuters logo
シンガポール中銀、銀行の不良債権拡大に警鐘
2016年11月29日 / 05:21 / 10ヶ月前

シンガポール中銀、銀行の不良債権拡大に警鐘

[シンガポール 29日 ロイター] - シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)は29日、年次金融安定報告書を公表し、不良債権が拡大する中、金融機関は景気低迷が長引く可能性に警戒する必要があると指摘した。ただ、金融システムは引き続き深刻なストレスイベントに耐えることができるとの認識を示した。

MASは、第3・四半期末時点の引当金カバー率が98%に低下したものの、銀行に対して実施したストレステスト(健全性審査)では金融システムの強さが示されたとした。

報告書では「経済環境の悪化や資産の質に関するリスクの浮上にともない、銀行システム全体の不良債権比率は過去1年で上昇した」と指摘。「銀行は引き続き健全な融資基準を維持し、景気減速が長引いた場合に不良債権拡大に対応できるよう、十分な引き当てを行う必要がある」とした。

第3・四半期の不良債権比率は銀行システム全体で2.1%と、前年同期の1.5%から上昇した。

ストレステストでは、中国の長期的な景気減速、商品相場やアジア通貨の急落といった深刻な景気悪化シナリオでも、銀行は損失を吸収できることが示されたと指摘した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below