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「慰安婦」題材の映画、韓国で興行トップに
2016年3月4日 / 03:55 / 2年前

「慰安婦」題材の映画、韓国で興行トップに

[ソウル 3日 ロイター] - 第2次世界大戦時に日本軍の慰安所にいた「慰安婦」が経験した恐怖を基にした映画「鬼郷」が、韓国で興行トップとなっている。

映画振興委員会によると、2月24日の公開から1週間でCJ・CGVとメガボックスの映画館における収入が首位となり、トータルの国内観客動員数は173万5174人となっている。韓国では総じて高評価となっており、日本や米国でも試写会が開かれた。

チョ・ジョンネ監督が製作を思い立ったのは2002年。16歳の時に日本軍兵士に連れ去られたと話すカン・イルチュルさんが元慰安婦向け福祉施設で描いた絵を見た時だという。監督は当時、同施設でボランティアをしていた。

チョ監督はロイターとのインタビューで「おばあさんたちは私に、映画を製作するなら私たちの物語が伝わるよううまくつくりなさい、と話していた。それが私にとって最大の動機になった」と語った。

ただ、映画製作のための出資者が集まらず、2015年4月まで撮影を開始できなかった。映画のウェブサイトによると、製作費の半分以上は7万5270人の個人による寄付で賄ったという。寄付金総額は約12億ウォン(約1億1200万円)に達した。

監督は「(韓国人の)友人と一緒に来た日本人が映画の途中で席を立ってしまうのではないかと心配したが、意外にも、彼らは多くの人に映画をみてほしいと言ってくれた」と語る。「この映画が野草のように広がって世界中の人にみてもらい、戦争および女性や子どもの苦しみがこれ以上なくなるよう、映画が平和の案内人になることを望んでいる」としている。

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