UPDATE1: アイスランド中銀が0.5%利上げ、クローナ防衛など狙い
[レイキャビク 10日 ロイター] アイスランド中央銀行は10日、主要政策金利を0.5%ポイント引き上げ過去最高水準となる15.5%とした。通貨クローナの防衛とインフレ抑制が狙い。約2週前にも利上げを実施している。今回の利上げは予想通りだった。
中銀は1100GMT(日本時間午後8時)に、金融政策に関する報告書を発表する。その際に今回の決定に関する声明を発表する。
グリトニルのエコノミスト、インゴルブル・ベンデル氏は「予想通りの決定だった」と指摘。「中銀は今年9月までは政策金利をこの水準で維持し、その後に利下げを開始するだろう」との見方を示した。
アナリストは、アイスランド中央銀行が外国為替市場の流動性拡大などを目的に、追加的な措置を発表する可能性がある、と見ている。
アイスランド経済はこの数年、急ピッチで成長。エネルギーやアルミニウム産業への外国投資が増加、住宅ブームが起きインフレが急騰した。07年の経常赤字は国内総生産(GDP)の16%に達した。
さらに、世界的な信用収縮の影響で、安全資産への逃避の流れからアイスランドクローナが下落、インフレ率をさらに押し上げている。
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