ユーロ圏金融・債券市場・終盤=続伸、ECB利上げ観測後退で短期債利回り低下続く

2008年 07月 5日 03:35 JST
 
記事を印刷する |

        (カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(9月限)  94.970 (+0.015)  4.285(4.257)

独連邦債2年物 4.419(4.464)

独連邦債10年物(9月限) 111.58 (+0.76) 4.496(4.538)

独連邦債30年物   4.822(4.813)

-------------------------------------------------------------------------------

 [ロンドン 4日 ロイター] ユーロ圏金融・債券市場は続伸し、独連邦債2年物利

回りが一時1カ月ぶりの水準へ低下した。欧州中央銀行(ECB)の追加利上げに対する

観測が後退している。

 トリシェECB総裁が3日の理事会後の記者会見で政策にバイアスはないと発言。これ

を受けた短期債の利回り低下が続いている。

 ICAPデータによると、ユーロ翌日物無担保金利加重平均(EONIA)が利上げを

完全に織り込む時期は2009年の2月となっている。ただ、利上げの可能性は08年

12月が85%、09年1月は95%織り込まれている。

 ある市場関係者は「悪化している現在のインフレ指標のどれを見ても、ECBの引き締

めの理由を具体的に特定することが難しい。このため市場ではECBの政策金利を見通す

ことが困難になっている」と語った。

 そのうえで「しかし、トリシェ総裁は利上げの決定について、高水準の総合インフレが

経済全体に波及しないよう先手を打ったと説明した」と指摘した。

 米市場が独立記念日で休場のため、取引は薄かった。

 1515GMT時点で、独連邦債先物9月限FGBLc1は60ティック高の111.42。

 独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは4.2ベーシスポイント(bp)低下し4.422。

一時4.370%まで低下した。これは前回6月のECB理事会でトリシェ総裁が利上げ

を示唆し、短期ゾーンの金利が急上昇する直前の水準。

 一方、10年物<EU10YT=RR>の利回りは4.509%と2bpの低下にとどまった。こ

の結果、2・10年債の利回り格差は8bp以上拡大した。

 金利スワップ市場でも、2年物金利<EURABE2Y=>が6月上旬の水準まで下落し、

5.208%となった。

原文参照番号[nL04226908](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した

記事でも380日以内であれば[ID:nL04226908]でご覧になれます。なお、契約の内容よ

っては、原文がご覧いただけない場合もあります。

 
 

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ

株価検索

会社名銘柄コード

ロイターオンライン調査

Photo
麻生太郎自民党幹事長
小沢一郎民主党代表
小泉純一郎元首相
岡田克也元民主党代表
小池百合子元環境相
その他・該当者なし