サッカー=マラドーナ氏の監督退任嘆く声相次ぐ
[ブエノスアイレス 29日 ロイター] サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でアルゼンチン代表を率いたディエゴ・マラドーナ氏の監督退任が決まったのを受け、同国内では嘆きの声が相次いでいる。
アルゼンチンはW杯準々決勝でドイツに0─4と大敗し、ベスト8で敗退となった。アルゼンチン・サッカー協会(AFA)は27日、同氏の監督契約を更新しないことを満場一致で決定し、翌28日にはマラドーナ氏が会見で「裏切られた」などとコメントしていた。
小売業で働く33歳のファンは「伝説の人物なのだから、もっとふさわしい送別の仕方があったはず。アルゼンチンではみんながマラドーナを愛している。AFA首脳はぶざまな形で彼を追い出してしまった」と、協会の対応に不満を漏らした。
マラドーナ氏は28日の会見で、「裏切られた」との発言に加え、就任してからわずか1年半という期間の短さにも言及しており、当地では多くの人が同氏に共感している。
54歳の新聞の売店オーナーは、「アルゼンチンは1990年のW杯を最後に準々決勝を突破できていないのだから、(マラドーナ氏が)ほかの監督に比べてさほどひどかったわけじゃない。彼が就任した時、チームは混乱していた」と語った。
保険会社のコンサルタントとして働くファンは、マラドーナ氏に指揮官として不足していた点が多々あったと認めながらも「マラドーナは英雄であり、チームに刺激を与えた」と擁護した。
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