五輪=カナダ首相、「競技へのボイコットはしない」

2008年 04月 9日 13:10 JST
 

 [オタワ 8日 ロイター] カナダのハーパー首相は8日、チベット問題での中国政府の対応を理由としては、北京五輪の競技へのボイコットはしない方針を明らかにした。競技への不参加は自国の出場選手に痛手を負わすだけだとしている。

 中国のチベット政策に抗議する活動家らは、今週に入りロンドンとパリで行われた北京五輪の聖火リレーで激しい妨害行為を繰り返した。

 同首相は記者会見で、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世も選手らにボイコットは呼び掛けていないとし、「(ボイコットについて)議会では協議していない。協議する予定もない。ボイコットするつもりはまったくない」とコメント。

 その上で「過去の事例からしてボイコットは概して現状打開に効果はなく、五輪参加を目標に長年トレーニングを重ねてきた選手らを傷つけることになるだけだ」と指摘。カナダをはじめ、国際的にもボイコットを呼び掛けることはしない方針を明らかにした。

 ハーパー首相は、すでに北京五輪開会式への出席は取り止めることを明言している。

 カナダは2010年にバンクーバーで冬季五輪大会を開催する。

 
 
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