五輪=柴田隆が200mバタフライで五輪初出場へ、松田は2種目で北京
[東京 18日 ロイター] 北京五輪の代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第4日は18日、男子200メートルバタフライ決勝を行い、激戦の末、柴田隆一が1分55秒57で優勝し、初の五輪出場権を獲得した。
タッチの差で2位となった松田丈志も派遣標準記録をクリアし、400メートル自由形と合わせ2種目での北京行きを決めた。アテネ五輪銀メダルのベテラン、山本貴司は3位に終わった。
柴田は「1カ月くらい心臓がはち切れそうな日々が続いたのでよかった」と安堵(あんど)の表情。五輪に向けては「現役最後のレースになるので是非メダルを取って帰ってきたい」と語った。
アテネ五輪後に1年間休養した山本は、復帰後に200メートルで自分のレースができず「水泳をやっていて、これだけレースの前に怖いなあと思ったのは初めて」。それでも「自分の力は100%出せた」とし、北京へ行く2人にメダル獲得へのエールを送った。そして「100メートルもチャンスがあるので、死ぬ気でがんばりたい」と述べた。
一方、男子200メートル個人メドレーでは藤井拓郎が優勝し、2位の高桑健とともに五輪出場権を獲得。女子200メートル個人メドレーでは、北川麻美が初の五輪切符を勝ち取り、「タイムを見た瞬間、本当にうれしかった」と歓喜の涙を流した。
競泳界のエース、北島康介は、男子200メートル平泳ぎ準決勝を2分10秒37で首位通過。「準決勝はリラックスして泳げたので、あとは力まないで泳げればタイムは自然に上がる」と信じ、19日の決勝で日本記録の更新を目指す。
女子200メートルバタフライ準決勝は、中西悠子が2分08秒86でトップ通過。19日の決勝で「確実にタイムをあと3秒上げていきたい」とし、100メートルに次ぐ日本新記録での優勝を狙う。
19日はアテネ金メダルの柴田亜衣も北京行きを懸け、女子800メートル自由形決勝に挑む。400メートルでは優勝しながらも派遣標準記録を突破できなかっただけに、800メートルは「何が何でも標準記録を切りたい」との強い思いで泳ぐ。
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