五輪=体操日本男子が中国と同時に公開練習、冨田「いい手応え」
[北京 6日 ロイター] 北京五輪で団体総合連覇を狙う体操男子日本代表は6日、本番会場となる国家体育館で強敵中国などと同時に練習を行い、報道陣に公開した。エースの冨田洋之は練習後「いい手応えを感じた」と述べ、8日に開幕が迫った大会に向け、万全な準備が整いつつあることを示した。
体操男子チームは7月31日に北京入りし、今月1日から北京市内で練習を行っている。この日は、9日の予選で一緒のグループとなる中国、ロシア、フランス、カナダとともに本番会場で全6種目の通し練習を行った。「観客はいなかったので、あまりアドレナリンが出なかった」とひょうひょうと語る内村航平。エース楊威など中国の選手は大技を大きなミスなく決め、「強いな」と感じたという。それでも「日本もノーミスでやればいい勝負になると思う」と自信をみせた。
日本のエースで主将の冨田洋之はいつものように中国選手の演技は「見ていない。特に意識することなくやった」と淡々と語った。
本番では巨大な体育館が観客で埋め尽くされ、地元中国選手への声援が大きくなると予想されるが、冨田は「中国人でなくとも多くの人が席を埋めると圧迫感はあるが、今日もそれを意識して練習した。その場の雰囲気には慣れると思う」と語った。
得意のあん馬で安定した演技をみせた鹿島丈博も「最高の演技をするには演技に集中しなければいけない。集中すれば(中国勢への声援も)そんなに気にならない」と述べた。
男子体操は開会式翌日の9日から団体総合予選が始まる。中国が優勝候補の筆頭とみられているが、前回覇者の日本も持ち前の演技の細やかさで連覇に挑む。
(ロイター日本語ニュース 大林優香記者)
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