五輪=女子柔道の谷は準決勝で敗れ銅メダル、今後は明言せず

2008年 08月 9日 22:30 JST
 

 [北京 9日 ロイター] 北京五輪女子柔道48キロ級の試合が9日、北京科技大学体育館で行われ、谷亮子は準決勝でアリナ・ドゥミトル(ルーマニア)に指導ひとつの差で敗れたが、3位決定戦でロシアの選手に一本勝ちし銅メダルを獲得した。

 準決勝の残り30秒で受けた消極的姿勢による指導については「審判の判定に従う」と神妙だった。今後については家族など周囲と相談すると述べ明言しなかった。

 今回で5大会連続の五輪出場。バルセロナとアトランタの決勝において2回連続で敗れた後、「最低でも金」と臨んだシドニー大会で金メダル、結婚後のアテネでは「田村(旧姓)で金、谷で金」を掲げ連覇を果たした。2005年末に長男を出産した後、初めて出場した国際大会の07年世界選手権では「ママでも金」を達成した。

 北京五輪で5大会連続のメダル獲得となったが、柔道では男子60キロ級の野村忠宏以来、女子柔道では初となる3大会連続の金メダル獲得の目標は果たせなかった。

 ただ谷は試合後、「5大会連続のメダル獲得。自分自身のなかでは全力を出し切った結果なのでうれしく思う。日本で応援してくれた人や会場で応援してくれたファンに感謝の気持ちいっぱい」と笑顔で語った。

 また準決勝の残り30秒で谷だけに消極的姿勢による教育的指導が出たことについては「審判の先生の判断なので自分ではどうしようもない。その辺は結果をしっかり受け止めている」と語った。

 2012年のロンドン五輪を目指すかどうかについては「終わったばかりであるし、自分ひとりの気持ちだけで決めることは出来ない。周りと話し合いながらになると思う」とした。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

 
 
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