五輪=男子レスリングで松永が銀・湯元が銅、日本のメダル獲得記録継続
[北京 19日 ロイター] 北京五輪男子レスリング・フリースタイル55キロ級は19日、北京農業大学体育館で行われ、日本代表の松永共広は決勝で敗れ銀メダルとなった。同60キロ級に出場した湯元健一は準決勝で敗退したものの3位決定戦で勝利し銅メダル。日本男子レスリングは14大会連続のメダル獲得となった。
<松永は強豪破りメダル確定>
男子レスリングは前回アテネまで13大会連続でメダルを獲得している日本の「お家芸」。だがグレコローマン60キロ級に出場した07年世界選手権準優勝の笹本睦がメダルを逃し、メダル獲得連続記録に「黄信号」がともっていた。
窮地を救ったのは軽量級の2人。松永は準々決勝で03・05年世界王者のディルショド・マンスロフ(ウズベキスタン)を撃破。準決勝でも07年世界王者のBesik Kudukhov(ロシア)を2─0のストレートで破り銀メダル以上を確定させた。決勝はノーマークのヘンリー・セジュード(米国)に敗退したが、日本レスリング協会会長でもある福田富昭日本代表選手団団長は「チャンピオンを2人破り決勝までにエネルギーを使い果たしたが、あそこで踏ん張ったからこそメダルが確定した。よくがんばった」とねぎらった。
試合後、松永に笑顔はなかったが「やっぱり世界チャンピオンになるのが目標だったので、その点は悔しいが、世界で2位になったほか、マンスロフに勝ったことはうれしい」と自ら納得するように振り返った。
<湯元も世界トップレベルと渡り合う>
湯元は準決勝で2年連続欧州チャンピオンのVasyl Fedoryshyn(ウクライナ)に負けたが、準々決勝では日本の高塚紀行が3月のアジア選手権決勝で負けた相手Yogeshwar Dutt(インド)に勝利。3位決定戦でも07年世界選手権3位のBazar Bazarguruev(キルギス)に2─0で勝利した。
湯元も試合後「やっぱり金メダルが欲しいが、とりあえず自分の通過点として、今の自分の実力ではよくやったと思う」と満足した様子だった。福田会長も「世界のトップレベルに湯元は上がったといえる」と評価した。 続く...
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