五輪=男子3m板飛び込み決勝で寺内は11位でメダルならず、「燃焼した」

2008年 08月 20日 06:52 JST
 

 [北京 19日 ロイター] 北京五輪飛び込み日本代表の寺内健は19日、国家水泳センターで行われた男子3メートル板飛び込み決勝で11位となり、メダルには届かなかった。日本水泳界初の五輪4大会連続出場の寺内は、この日午前(現地時間)の準決勝を7位で通過したが、決勝では入水ミスなどが響き、得点を伸ばせなかった。

 寺内の得点は442.50点で、圧倒的な強さで優勝した何衝(中国)の572.90点とは大差がついた。寺内は15歳で初出場した1996年のアトランタ大会では高飛び込みで10位、2000年のシドニーでは板飛び込みで8位、高飛び込みで5位と躍進したが、前回アテネではミスが重なり8位に沈んだ。

 今回は11位と出場した4大会の中で最低の成績となったが、寺内は「自分らしい演技を貫き、初めて五輪で戦うことを肌で感じながら演技ができた。すがすがしい」と語った。寺内によると助走や踏み切りは問題なく、高さやスピードも十分あったが「コントロールができなかったことが敗因の一つ」。演技の質は決して満足の行くものではなかったが「燃焼した」と落ち着いた口調で語った。

 ただ、アテネ後の4年間について聞かれると「苦しかったけれどコーチと一緒にやってこれたことが幸せ」と目を潤ませた。馬淵崇英コーチからは「指導してきた中で最高の選手」と言われたことを明かし、「結果を出せなかったことはすごく残念だが、北京のこの舞台にいられるのもコーチのおかげ」と述べた。

 今大会を通じて「世界には難しい技を決める選手がごろごろいる」との認識を強くした寺内。五輪後はまず国体に出場する予定だが「世界とどう戦っていくのか、戦っていけるのかを含めて考えていく」と述べた。

 (ロイター日本語ニュース 大林優香記者)

 
 
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