UPDATE1: 香港株式市場・大引け=続落、中国のインフレめぐる懸念で
ハンセン指数.HSI 前営業日比 売買代金概算
大引け 25063.17 386.62安 772.6億香港ドル
高値 25483.76
安値 24911.33
前場終値 25038.06 411.73安 447.0億香港ドル
寄り付き 25401.91 47.88安
前営業日終値 25449.79 160.42安 769.5億香港ドル
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[香港 9日 ロイター] 9日の香港株式市場は続落。軟調なアジア地域の株式市場
に追随した。中国の王岐山副首相が、中国経済にとってインフレが最大の問題であると述
べたことを受け、同国の経済見通しをめぐり懸念が高まった。副首相はまた、金融政策の
引き締めスタンスを維持することで景気抑制を図る方針をあらためて示した。
この日発表された4月の中国生産者物価指数(PPI)は前年同月比8.1%上昇とな
り、前月の8.0%上昇からやや加速。食品、エネルギー、原材料価格の上昇が目立ち、
PPI上昇率は2004年後半以来の高水準となった。
コア・パシフィック・ヤマイチのリサーチディレクター、アレックス・タン氏は「投資
家はインフレがやや鈍化するかも知れないとみていたが、実際はそうではないかもしれな
い」と指摘。「きょうは強い買い意欲がまったく見られなかった」と述べ、来週発表の消
費者物価指数(CPI)も好材料にはならない見通しであることから、相場は来週も下落
傾向が続くとの見方を示した。
ハンセン指数.HSIの終値は386.62ポイント(1.52%)安の
2万5063.17。英HSBCホールディングス(0005.HK: 株価, 企業情報, レポート)が1.48%安で下げを主
導した。モルガン・スタンレーが、米国での信用危機を理由にHSBCの投資判断を「イ
コールウエート」から「アンダーウエート」に引き下げたことが嫌気された。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)は224.01ポイント(1.61%)
安の1万3662.58。
石油精製の中国石油化工(シノペック)(0386.HK: 株価, 企業情報, レポート)は3.3%、中国石油天然ガス(ペ
トロチャイナ)(0857.HK: 株価, 企業情報, レポート)は2%、それぞれ下落。原油価格が1バレル=124ドルを超
えて史上最高値を更新したことを受け、精製マージンが一段と圧迫されるとの懸念が高ま
った。
カナダの生保大手、宏利金融(0945.HK: 株価, 企業情報, レポート)(MFC.TO: 株価, 企業情報, レポート)は4.6%急落。第1・四半期の純利
益が前年同期の9億8600万カナダドルから8億6900万カナダドルに減少したこと
が嫌気された。
中国移動(0941.HK: 株価, 企業情報, レポート)は1.6%下落したが、その他の中国系通信株は業界再編が近いと
の観測を材料に買われ、中国連合通信(チャイナ・ユニコム)(0762.HK: 株価, 企業情報, レポート)は一時3%近く
上昇。0.25%高で取引を終えた。中国電信(チャイナ・テレコム)(0728.HK: 株価, 企業情報, レポート)も
1.26%、中国網通(チャイナ・ネットコム)(0906.HK: 株価, 企業情報, レポート)は1.4%、それぞれ上昇し
た。
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