一部米銀の引当金増加、2―3年で頭打ちになる見通し=Mスタンレー・アナリスト
[13日 ロイター] 米モルガン・スタンレーのアナリスト、ベツィ・グラセック氏は、一部の米銀行で見られるローン損失・不良債権(NPL)引当金の増加が今後2―3年で頭打ちになり、業績の改善と株価の上昇につながるとの見解を示した。
同氏はリサーチノートの中で「米国の引当金は2009年にピークに達する見通しと考えている。NPL比率は、資産クラスに応じて09年第4・四半期から10年第4・四半期の間にピークに達すると予想する」と述べた。
同氏は、第2・四半期の決算シーズンを迎え、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BK.N: 株価, 企業情報, レポート)、ノーザン・トラスト(NTRS.O: 株価, 企業情報, レポート)、ステート・ストリート(STT.N: 株価, 企業情報, レポート)など、資本市場に敏感な銀行やクレジットカードへのエクスポージャーを有する銀行の株式を推奨した。
一方「ポートフォリオで商業不動産のウエートが大きい銀行は、アンダーウエートにより集中している」と述べ、リージョンズ・フィナンシャル(RF.N: 株価, 企業情報, レポート)やサントラスト・バンクス(STI.N: 株価, 企業情報, レポート)などの名前を挙げた。
債券市場では発行が予定されている案件が依然としてかなりあることが示されており、引受業務は09年を通じて力強いとの見通しを示した。
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