東南アジア株式=大半が上昇、シンガポールは2カ月半ぶり高値
[シンガポール 2日 ロイター] 2日の東南アジア株式市場は、米株高に追随して大半の市場が上昇した。シンガポール市場ではDBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)やシティ・ディベロップメンツ(CTDM.SI: 株価, 企業情報, レポート)が買われ、ストレーツ・タイムズ指数(STI)は2カ月半ぶりの高値をつけた。
ディーラーらによると、米証券大手リーマン・ブラザーズLEH.Nによる40億ドルの資金調達に旺盛な需要があったことについて、東南アジア地域では信用危機が最悪期を脱した可能性を示すものと受け止められた。
一方パーム油相場KPOc3の見通しをめぐる不透明感がマレーシアとインドネシアのプランテーション関連銘柄に打撃となり、両市場の主要株価指数を押し下げた。
シンガポール市場のSTI.FTSTIは一時、1月25日以来の高値をつけた後で、2.56%高で引けた。マニラ市場.PSIは2.64%上昇し、約1カ月ぶりの高値水準で終了。ベトナムのホーチミン市場.VNIは0.79%高で取引を終えた。バンコク市場.SETIは0.29%高で引けた。
シンガポール市場では銀行最大手のDBSグループ・ホールディングスが約5%上昇。同社は年次株主総会で、同社の主要市場であるシンガポールと香港以外の地域に進出する計画の中に、中東やオーストラリアでの買収の可能性が含まれていると表明した。
シンガポール取引所(SGX)は8.5%高。同国株式市場が反発すれば出来高が増えると期待された。
クアラルンプール市場.KLSEは0.86%安。パーム油生産で世界最大手のサイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)が2.7%安と、下落を主導した。プランテーション企業のインダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%安。
ジャカルタ市場.JKSEは2.13%安。コングロマリット(複合企業)のアストラ・インターナショナル(ASII.JK: 株価, 企業情報, レポート)(6.5%安)とそのプランテーション子会社のアストラ・アグロ・レスタリ(AALI.JK: 株価, 企業情報, レポート)(4.8%安)が下落を主導。同業のSMART(SMAR.JK: 株価, 企業情報, レポート)は9%急落した。
ただ、シンガポール上場のパーム油取引大手ウィルマー・インターナショナル(WLIL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.9%高。ディーラーらによると、中国での食用油値上げが同国当局から承認されたと同社が発表したことで買われたという。
マニラ市場ではコングロマリットのアヤラ・コーポレーション(AC.PS: 株価, 企業情報, レポート)(7.0%高)が上昇を主導した。
バンコク市場では、バンコク銀行BBL.BKとカシコーン銀行KBAN.BKが値を上げた。
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