東南アジア株式=大半が上昇、シンガポール市場は金融株軟調
[シンガポール 7日 ロイター] 東南アジア株式市場は大半が上昇したが、シンガポール市場は下落した。銀行の業績見通しの不透明さを背景に、シンガポール取引所(SGX)(SGXL.SI: 株価, 企業情報, レポート)やDBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)など金融株がシンガポール市場の下落を主導した。
クアラルンプール市場.KLSEはプランテーション株主導で0.87%高。バンコク市場.SETIは0.34%高。ジャカルタ市場.JKSEは0.46%高。マニラ市場.PSIは0.43%高で引けた。ベトナムのホーチミン市場.VNIは0.6%安。
シンガポール市場 .FTSTIも0.61%安で終了。銀行最大手のDBSグループ・ホールディングスが1.1%安だったほか、OCBC銀行(OCBC.SI: 株価, 企業情報, レポート)も0.2%安。
DBSが発表した四半期利益は2%減で、予想より小幅な減少だった。OCBCの第1・四半期利益は4%減で、こちらも予想より良い内容だった。ただアナリストらは、下半期に米リセッション(景気後退)がアジア経済に影響を与え、利益や貸し出しの伸びを抑制すると懸念している。
SGXは3.1%安。
クアラルンプール市場ではパーム油関連のインダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)が1.4%高、サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)が2.1%高と上昇を主導。記録的な原油相場高CLc1を背景にパーム油先物相場KPOc3が堅調だった。
記録的な原油高はインドネシアのエネルギー関連銘柄にも追い風になり、国営ガスPGNPGAS.JKは5.0%、採炭のインド・タンバンラヤ・メガITMG.JKは6.1%、それぞれ上昇した。
バンコク市場では、PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)PTTE.BKが2.9%高。同社は5年間で生産を倍増するとの目標を掲げたほか、新たな天然ガスや石油資産を求めていると表明した。
マニラ市場ではコングロマリット(複合企業)のアヤラ・コーポレーション(AC.PS: 株価, 企業情報, レポート)(2.5%高)と傘下の不動産企業アヤラ・ランド(ALI.PS: 株価, 企業情報, レポート)(3.1%高)が上昇を主導した。
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