欧州株式市場=反落、インフレ懸念や原油高が圧迫
[ロンドン 20日 ロイター] 欧州株式市場は反落し、1日としては2カ月ぶりの大幅な下げとなった。原油が最高値を更新したほか、米・独インフレ指標が懸念を高める内容となったことが圧迫した。
鉱山株がこのところの上げを削ったほか、銀行株が売られ相場全体を押し下げた。
4月の米卸売物価指数(PPI)統計でコア指数が市場予想の2倍の伸びとなったほか、独連邦統計庁が発表した4月の生産者物価指数(PPI)は前年比で2006年8月以来の高水準となり、圧迫材料となった。
また、ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した5月の独景気期待指数はマイナス41.4と、インフレ懸念やユーロ高などを背景に2カ月連続で悪化した。
原油先物CLc1が1バレル=129ドルを突破し最高値を更新。根強い物価圧力を背景に、各国中銀が金融緩和停止を余儀なくされるとの懸念が広がった。
FTSEユーロファースト300種指数は27.75ポイント(2.01%)安の1350.54。1日の下げとしては3月17日以来の最大となった。
DJユーロSTOXX50種指数は59.97ポイント(1.54%)安の3822.31。
鉱山株ではBHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート) が6.9%安、リオ・ティント (RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)が7.9%安となったほか、アントファガスタ(ANTO.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)が安い。
DJユーロSTOXX資源株指数は5.2%安。前日まで の4営業日で7%上昇していた。
銀行株ではHSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、サンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)、BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)、クレディスイス(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)などが軒並み下落した。
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