欧州株式市場=続伸、4日のECB大幅利下げ観測強まる
[パリ 3日 ロイター] 欧州株式市場は続伸。粗い値動きとなるなか、引けにかけ一時の下げから値を戻した。欧州中央銀行(ECB)があす4日、大幅な利下げを実施する公算が高まる中、ディフェンシブ株の医薬品や通信株が買われた。
世界景気低迷が影響しコモディティへの需要が減速するとの懸念が再燃し、エネルギー・鉱山株は売られた。取引終盤に下げ渋ったもののマイナス圏で引けた。リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)は9.6%安、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)は5%安、トタル(TOTF.PA: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%安。
FTSEユーロファースト300種指数は4.58ポイント(0.55%)高の829.89。一時、2.5%超下落した。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは15.39ポイント(0.65%)高の2369.52。
通信株ではボーダフォン(VOD.L: 株価, 企業情報, レポート)が4.4%高、医薬品のノバルティス(NOVN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は4.5%高、アストラゼネカ(AZN.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.4%高。
銀行株は安い。クレディスイス(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は8.9%安。企業クレジットや商業用モーゲージへのエクスポージャーが景気低迷の一段の影響を受け、四半期赤字計上につながる可能性があるとの懸念が圧迫材料となった。
トレーダーは、競合UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)がスイス政府による資本注入を受けた後、投資家の視点がクレディスイスに向いていると指摘した。
独半導体メーカーのインフィニオン(IFXGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は40%安。メモリー部門のキマンダQI.Nが破たん、もしくはコスト削減に失敗した場合、すでにさえない内容となっている2009年業績見通しが一段と悪化する可能性があると警告した。
11月ユーロ圏サービス部門PMI改定値は調査開始以来最低の水準となった。また、10月ユーロ圏小売売上高は予想以上の落ち込みとなり、消費需要の低迷を裏付け、ECBによる大幅利下げ実施の公算が高まった。
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