東南アジア株式=景気期待で上昇、マレーシア11カ月ぶり高値
[バンコク 15日 ロイター] 15日の東南アジア株式市場の株価は軒並み上昇した。堅調な米企業決算やアジア経済見通しの改善を受けて世界的な景気回復への確信が増した。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは3.41%上昇し、約5週間ぶりの高値。優良株の上昇に加え、取引終盤に買いが入った。ロイター通信が調査したアナリスト予想によれば、シンガポールは今年5%余りのマイナス成長となるものの、来年は4.4%のプラス成長に転じる見込み。
クアラルンプール市場は1.63%高。一時は昨年8月15日以来の高値をつけた。マニラ市場.PSIは0.95%高で終了。6月15日以来の高値をつけた。同市場ではフィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン(PLDT)(TEL.PS: 株価, 企業情報, レポート)が上昇を主導し、0.42%高。
バンコク市場.SETIは1.75%高で終了。2週間ぶりの高値をつけた。タイ中央銀行は15日、政策金利の据え置きを決めたが、もし経済が減速すれば再び利下げを行う用意があると表明した。
ジャカルタ市場.JKSEは終盤での買いに押し上げられ、3.24%高で引けた。昨年9月以来の高値をつけた。ベトナムのホーチミン市場.VNIは一時6週間ぶりの安値をつけたものの、その後切り返し、結局2.03%高で終了した。
シンガポール市場では金融株指数が4.24%高と、業種別株指数の上昇率では特に高い部類だった。米金融大手ゴールドマン・サックスの四半期利益が予想を上回り、投資家の金融株への信頼感を高めた。銀行最大手のDBSグループ・ホールディングスは3.6%高、華僑銀行(OCBC)(OCBC.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.5%高、大華銀行(UOB)(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)は6%近く上昇した。
バンコク市場では、エネルギー関連の主要株、PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)PTTE.BKが0.8%高、タイ最大のコングロマリットであるサイアム・セメントSCC.BKが3.5%高、海運のトレセン・タイTTA.BKが5.24%高。
クアラルンプール市場では主要株が株価全体を押し上げ、エネルギー関連企業のKNMグループ(KNMP.KL: 株価, 企業情報, レポート)が11%急伸したほか、銀行最大手メイバンク(MBBM.KL: 株価, 企業情報, レポート)は4.4%高、政府系複合企業サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)は2.08%高。
記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.
民主の政策、不公平との指摘も
与謝野財務・金融担当相は、控除の見直しなどの民主党の政策に対し、不公平という指摘が出てくる可能性があると語った。
記事の全文 | ブログ



日本
米国