訂正:UPDATE1: 外債投資は横ばい、償還分370億円をドル建て中心に再投資=明治安田生命・下期運用計画

2007年 10月 18日 20:02 JST
 
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訂正:10日配信の以下の記事で第一段落の「外債投資の残高は800億円に据え置き」を「外債投資の残高は据え置き」に、<外国債券>の部分の「現状の残高水準800億円」を「現状の残高水準」に訂正します。

 

 [東京 10日 ロイター] 明治安田生命は2007年度下期の一般勘定資産の運用計画で、外債投資の残高は据え置き(訂正)とすること明らかにした。また、下期の外債償還370億円に関しては、ドル建て中心に再投資する方針。銀行の窓口販売を見直したことで、簿価ベースで600億円の増加資産を見込んでおり、従来通り円債を中心とした投資に充てる。全般的に株式など価格変動資産を圧縮する一方で、債券を中心とした安定収益資産の積み増しを進める。サブプライムローン(信用度の低い借りて向け住宅融資)問題の業績への影響はほとんどない、としている。

 明治安田生命の取締役・執行役副社長の高松泰治氏が、下期運用計画に関する説明会で明らかにした。

 <外国債券> 

 現状の残高水準(訂正)を維持する。下半期は償還分を再投資する方針で、下期の償還は370億円、年度では730億円の償還となる。通貨別ではドルが170億円、残りの200億円をユーロ、英ポンド、豪ドルに充てる。

 上期については、8月の円高局面で為替による損益が出たが、それを考慮しても国債よりも投資効果は大きかったという。

 サブプライム問題の影響に関して「関連商品を組み込んだファンドはあるが、保有資産全体のパフォーマンスに与える影響はゼロ」(高松副社長)という。

 下期の相場見通しでは、米連邦準備理事会(FRB)の利下げによって金融市場の混乱は収束に向かっており、目先は投資家のリスク許容度回復による円キャリー取引再開観測から円は売られやすい地合いが続くと見込んでいる。米欧の金利差拡大観測からドルは対ユーロで売られ、一方でユーロ/円は円安が進む。ただ、世界景気の堅調さが確認されるとともに、日銀の利上げ観測が再び高まるとみられ、年度末にかけての方向性は対ドル、対ユーロとも円高を予想。

 年度末までの予想レンジは、ドル/円が112―119円、年度末時点で115円。ユーロ/円は152―168円で、年度末は154円とみている。

 <国内債券>

 

 上期は、6月の金利上昇で中短期債を売却する一方で、長期債を買い入れた。入れ替え規模は5400億円。円建て公社債の新規投資に占める債券の種類は、国債55%、地方債25%、事業債20%だった。

 円建て公社債は、下期は金利水準に応じてデュレーション長期化ペースを調整し、300億円を積み増す。国債は、超長期国債投資を柱とするが、金利動向によっては新規投資枠のうち一部を社債に振り向ける。

 RMBS(住宅ローン担保証券)は、上半期440億円を買い入れた。下期は840億円を振り向ける予定。

 下期の10年国債利回り(長期金利)のレンジ見通しは1.55―2.05%、年度末は2.00%と見込んでいる。景気の回復基調が続くと予想されるものの、物価の上昇ペースが鈍いことなどから、長期金利は緩やかな上昇にとどまるとの見方を示す。

 <株式・その他>

 国内株式については、2010年以降に時価会計導入をにらみ、引き続き中期的に株式残高圧縮を進めている。下期は残高圧縮を継続するため、400億円減を見込む。

 株式市場については、景気回復を背景に、企業の増益基調が続くとみている。ただ、原油価格は高値圏での推移が見込まれるほか、次第に円高が進むことも予想されるため、株価は緩やかに上昇する見通し。日経平均株価の予想レンジは1万6000円―1万8500円、2007年度末は1万8250円と予想。

 

 オルタナティブは、一定の範囲内でポートフォリオの入れ替えをしつつ、弾力的に運用する方針。米欧で精査し、高品質なものに投資する。

 
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