株式こうみる:米当局によるモノラインなどへの対策が必要=日興コ 河田氏

2007年 11月 21日 15:15 JST
 
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 <日興コーディアル証券 シニアストラテジスト 河田剛氏>

 サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題を背景に、地方債やABS(資産担保証券)などに保証を付けていた金融保証(モノライン)保険会社の状況が悪化している。内外株式市場のセンチメントを改善するには、これに対する対策が必要だ。利下げに加え、公的資金の利用なども含めたプラスアルファの対策が求められている。

 モノライン保険会社が格下げされると、モノラインが保証をつけていた地方債やABSも格下げされる可能性があり、地方債市場の混乱が予想される。

 また、モノラインが保証していたのは住宅ローン関連のABSだけではなく自動車ローン関連など幅広い。このためABS市場の混乱が拡大する可能性が出てくる。

 米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)が赤字決算を発表したようだが、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)も含めて、増資が必要だろう。

 ただ、財務状況を考えれば出資者が出資しやすくするための仕掛けを考える必要があり、当局がどういった手を打ってくるかに注目している。

 

                (東京 21日 ロイター)

 
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