〔テクニカル分析〕日経平均・日経平均先物当限=26日現在
水野 文也記者
[東京 26日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、続伸。
現物・先物は、上値・下値をいずれも大きく切り上げ、これまで意識されたダウンサイド
・リスクを後退させた格好となっている。
一方、移動平均線では、終値が抵抗線となっていた5日線を大きく上回り、短期的な基
調が転換したとの印象を与えた。
現物の足は、長めの上ヒゲを伴う「中陽線」となった。上値・下値をいずれも切り上げ、
前日までの下げ基調にブレーキをかけた格好。終値で3営業日ぶりに1万5000円を
回復し、心理的に安心感を漂わせたほか、5日移動平均線(1万5023円14銭=26
日現在)を上回ったことも好材料だ。1日に「宵の明星」を形成した後の下落相場で、終
値が5日線を100円以上の値幅で明確に上回ったのは今回が初めてであり、底入れ期待
が膨らむことを示すサインと言えよう。
今回の足は、上ヒゲをピンと伸ばした寄り付きがほぼ「坊主」の「上影陽線」。長めの
上ヒゲがバランスが悪いと感じさせているが、前日の「差込み線」から上放れた動きは、
下値不安を後退させるところだ。
ただ、戻り売り圧力が強いことは否めないうえ、15日と16日に空けたマド(上限値
は1万5396円30銭)を埋めにかかりながら伸び切れなかった19日の高値(1万
5302円76銭)近辺で止まるなど、絵づらからは本格反騰に向かうとの確証が得られ
ない。波動は底もみ形成になりつつあるとは言え、直近の急落トレンドにピリオドを打っ
たと断定できるまでには至っておらず、少なくとも戻りに対する信頼感が高まるのはこの
マドを埋め切ってからになりそうだ。当面は値固めの場面となる公算が大きい。
目先的な上値メドは、15日と16日に空けたマドの上限値。下値メドは前日の安値
(1万4669円85銭)が意識される。
[移動平均線]
・終値が、5日線を上回り、短期的な基調が転換したと印象付けている。
[一目均衡表]
・終値、遅行線が「雲」領域内を下回る動き。終値が転換線を上回った。
[オシレーター]
・RSIは4、9、14日は続伸。
・ストキャスティクスは、%K線、%D線が上昇。買いサイン。
[パラボリック]
・日経平均、同先物は、翌日寄り付きに買い転換。
日経平均(買いポジション、11月27日転換)
日経平均先物当限(買いポジション、11月27日転換)
(ロイター日本語ニュース)
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