UPDATE1: 東京株式市場・大引け=続伸、急落後にサブプライム懸念和らぎ切り返す
日経平均.N225 日経平均先物12月限<0#JNI:>
終値 15222.85(+87.64) 終値 15240(+40)
寄り付き 14953.93 寄り付き 14830
高値/安値 14801.87─15312.55 高値/安値 14800─15350
出来高(万株) 233978 出来高(単位) 170795
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[東京 27日 ロイター] 東京株式市場では、日経平均が続伸。1万5200円台
に上昇した。サブプライム懸念を背景とした米国株安と1ドル=107円台の円高/ドル
安を受けて、前場は急落。日経平均は300円を超える下げとなった。しかし、アブダビ
投資庁(ADIA)が米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)に資本参加することが明らかになりサブプ
ライム問題への不安が和らいだことから、先物にショートカバーが入って日経平均は急速
に切り返した。一時は1万5300円台まで上昇し、1日の上下値幅が500円を超える
乱高下となった。
東証1部騰落数は値上がり1084銘柄、値下がり537銘柄、変わらずは98銘柄。
26日の米国市場ではサブプライム問題への懸念が強まり、金融セクターを中心に大幅
安となった。為替が1ドル=107円台まで円高/ドル安に振れたこともあり、前場の東
京市場は急落。サブプライム懸念が連鎖して銀行株が売られ、円高を受けて輸出関連株も
下落。先物売りも巻き込んで、日経平均の下げ幅は前引け時点で300円を超えた。
しかし、後場に入ると相場は急反転。きっかけになったのは、米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)
が普通株に転換する出資証券75億ドル相当をアブダビ投資庁(ADIA)に売却するこ
とで合意したという発表だった。「サブプライム問題に関して米利下げの効果に限界を感
じつつある市場にあっては、シティに資金が入ることは好材料。サブプライム問題への懸
念が和らいだ」(新生銀行アセットマネージメント部部長、作本覚氏)と受け止められ、
先物に急速にショートカバーが入って踏み上げの展開となった。先物に押し上げられて日
経平均も一気に切り返し、一時は1万5300円台まで急上昇した。
その後は再び前日比マイナス圏に沈むなど先物主導の方向感のない動きが続いたが、下
値は売り込めずに結局日経平均は続伸で取引を終えた。市場では「乱高下が続いている
ことで株価の落ち着きどころがわからなくなっている。ただ、当面売り込みにくくなった
ことは確かだ」(準大手証券)との声が上がっている。
個別銘柄では、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)など銀行株が高い。トヨタ自動
車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)など輸出関連株も全般に高く引けた。
ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)が買われた。ソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)も小高い。三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)が買わ
れた。新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)は軟調。コマツ(6301.T: 株価, ニュース, レポート)もさえない。ニチイ学館(9792.T: 株価, ニュース, レポート)が売
られた。
(ロイター日本語ニュース 松平陽子記者)
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