UPDATE1: 東京株式市場・大引け=7日続落、株安・円高の連鎖で一時1万5000円割れ
日経平均.N225 日経平均先物12月限<0#JNI:>
終値 15197.09 -386.33 終値 15220 -330
寄り付き 15377.37 寄り付き 15230
高値/安値 14998.51─15386.8 高値/安値 14970─15290
出来高(万株) 234390 出来高(単位) 165361
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[東京 12日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は7日続落。一時、下落幅は
500円を超え2006年7月27日以来の1万5000円割れとなった。サブプライム
ローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題への懸念が広がり株安は米国から日本、
アジアへと波及。米経済への不安からドル安が進む一方、円高が進行し企業業績への不安
が重なった。引けにかけては買い戻しも入ったが、軟弱な地合いが続いている。
東証1部騰落数は、値上がり112銘柄、値下がり1579銘柄、変わらずは28銘
柄。
世界的な株安が進む一方で北海ブレント原油先物LCOc1が1ドル超安、金現物XAU=
が一時2%超下落となった。世界的な投資マネーはこれまでのようなシフトを見せず一気
に収縮に入っている。東証1部売買代金は3兆0520億円と膨らんでおり、下値で買い
戻しが入ったことがうかがえるが、売りの勢いは強く株価は新安値を付けた。
日本株にとっては円高も打撃となった。日経平均が1万5000円の大台を割ったのは
為替が1年半ぶりに対ドルで109円台を付けた直後だった。「企業の下期の想定為替レ
ートは115円前後。これまでの9月中間決算は堅調とはいえ、影響が懸念される水準だ」
(国内証券投資情報部)とされ、円高の進行に市場参加者は神経質になっている。
堅調な企業業績に信頼を寄せる声も多いが、海外経済がこれ以上変調すれば内需への影
響が懸念されるのも確かだ。みずほ総合研究所・経済調査部シニアエコノミストの武内浩
二氏は「日本の消費が低迷しているのは所得が伸びないからだ。大企業の業績は比較的好
調だが、それが中小企業に広がってこない。こうしたなか、米国景気減速に加え、原材料
高・円高により大企業の収益にさえも陰りが出てくれば、消費や設備投資にマイナスの影
響が出てくる可能性がある」と述べている。
ただ、11月1日の終値1万6870円から1600円強下げており、テクニカル面で
は突っ込み警戒感も出ている。
大和総研(DIR)のチーフ・テクニカルアナリストである木野内栄治氏は移動平均線
とのカイ離や騰落レシオなどテクニカル面で判断すると、ここは買いを入れてもいい水準
だと述べる。「具体的には、5週線とのマイナスのカイ離率が8%台に乗せてきたほか、
騰落レシオ(25日)は、応答日から計算すると15日に陰の極を迎えるとみられ、ここ
は突っ込み警戒感が台頭するところだろう。これ以上の下落は、テクニカル的には許容で
きないレベル、つまり売られ過ぎとなり、現在の水準が底値にあるとみることができる」
との見方を示している。
(ロイター日本語ニュース 伊賀大記記者)
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