渡辺担当相が市場強化プランの骨子提出、ETF多様化は08年上半期に政令改正=諮問会議
[東京 14日 ロイター] 渡辺喜美金融担当相は14日の経済財政諮問会議に、金融庁が年内に策定する「金融・資本市場競争力強化プラン」の概要を提出した。ETF(上場投資信託)の多様化については、2008年上半期をめどに関連政令を改正することとした。
東京市場の国際競争力の強化策を盛り込んだ「プラン」の概要は、1)ETFの多様化、2)証券取引所と商品取引所のグループ化、3)プロ向け市場の枠組み整備、4)証券取引等監視委員会の課徴金の範囲と金額の見直し、5)銀行・証券・保険の間のファイアーウォール規制の見直し、6)銀行・保険グループの業務範囲拡大――などが柱で、いずれも「早急に関連法案を提出」することとした。
特に、ETFの多様化については、金や原油など商品(コモディティ)を裏づけとするETFの上場を可能にするため、ETFの投資対象を規制した政令を2008年上半期をめどに改正することとした。
また、プランの概要には、金融専門人材の育成、国際金融センターとしての都市機能の向上なども盛り込んだ。金融専門人材は、2008年中に具体的な制度設計の検討を開始する。
金融庁のプランは、政府の「骨太方針2007」に基づく。プランの年内策定に向けて、金融審議会第一部会(部会長:池尾和人慶大教授)は18日に報告書を決定し、第二部会(部会長:岩原紳作東大教授)も来週めどに報告書をまとめる見通し。
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