UPDATE1: 野村アセットと日興アセットが相次ぎETF設定へ、個人・機関投資家のニーズ見込む
*日興アセットの発表内容と詳細を追加しました。
[東京 5日 ロイター] 野村アセットマネジメントと日興アセットマネジメントは5日、今月後半に新しい上場投資信託(ETF)を相次いで設定し、東京証券取引所に上場させると発表した。両社とも個人投資家と機関投資家のニーズを見込んで品揃えを拡充するもので、欧米などで普及しているETFが国内でも拡大する可能性がある。
野村アセットは業種別の株価指数に連動する上場投資信託(ETF)17本を3月21日に設定し、同25日に東京証券取引所に上場する。「業種により株価の動きが違うため、機関投資家からのニーズが期待できるほか、ネット証券経由でETFの取引を増やしている個人投資家のニーズも取り込みたい」(同社広報担当者)という。
新たなETFは東証株価指数(TOPIX)を17業種に区分したTOPIX─17株価指数に連動するもので、投資単位はETFごとに異なるが10─35万円程度(10口単位)になる見込み。
ETFは一般的な公募投信に比べて手数料が低く、海外では個人投資家のニーズが高いほか、個別株と同様に取引所で売買ができるため、流動性や機動性の面などから機関投資家の間でも広く浸透している。
日本でも成長余地が大きいとみる野村アセットは、昨年後半に金価格や中国の株価指数に連動するETFを相次いで設定するなどETFの品揃えを強化しており、今回の設定で同社のETFブランドである「NEXT FUNDS」シリーズは合計26本に増える。また「他のETFについても検討している」(同広報担当者)という。
一方、日興アセットマネジメントは規模別のTOPIX指数に連動するETF3本を3月21日に設定し、同24日に東証に上場する。
新設するETFは、TOPIXの組入銘柄のうち時価総額と流動性の上位100銘柄で構成する
TOPIX100指数、次の400銘柄で構成するTOPIXMid400指数、残りの銘柄で構成するTOPIXSmall指数に連動する3本。これらのETFは「個人投資家と機関投資家両方の需要を期待できる」(日興アセット広報担当者)という。
日興アセットは新興株指数に連動するETFを3月11日に東証に上場させる計画も発表済みで、今回発表した3本を合わせ、同社のETFの品揃えは6本に増える。
ライバルの大和証券投資信託委託も、イスラム法に準拠した日本株指数連動型ETFを年央にもシンガポール取引所に上場する予定があるほか「日本でも株価指数連動型の新しいETF上場に向け準備を急いでいる」(広報担当者)という。
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