〔テクニカル分析〕日経平均・日経平均先物当限=1日現在
水野 文也記者
[東京 1日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、現物が急
反落、先物が大幅続落。現物は、上値・下値をともに大きく切り下げ、ダウンサイド・リ
スクを再び台頭させる動きとなった。
一方、移動平均線では、終値が5日線、25日線を割り込み、調整ムードをにわかに強
める格好となっている。
現物の足は、上下に短いヒゲを伴う「大陰線」となった。上値・下値をともに切り下げ、
下落指向が強いと感じさせている。V字型のリバウンドで7月24日に付けた直近の戻り
高値(1万3603円31銭)を捕らえに行くと思われたが、伸びないまま再び下押す格
好となったことで、上値に大きなシコリを残したとの印象を与えた。同29日の安値
1万3018円22銭を割り込まず、1万3000円大台が依然として支持線として意識
されており、戻りのトレンドが崩れたわけではない。ただ、戻りが重いことも事実であり、
下値に対して抵抗力を感じさせることになったとしても、一気に7月24日高値を奪回す
ることも難しそうだ。
今回の足は、下方硬直性を感じさせず、弱さを示したものの、「たくり線」で7月16
日の安値1万2671円34銭に対する二番底になる印象が強い同29日安値から、下値
を切り下げる形となっており、ここで反転すれば1万3000円前後の水準は底堅いと思
わせることになろう。1万3300円─1万3500円のレベルが上値抵抗線として意識
されそうだが、下値についても崩すのは容易ではない絵づらであるため、当面は時価近辺
で売り買いが交錯し、もみ合うことが想定できよう。ただ、7月29日安値を、あっさり
割り込んだ場合は、7月16日安値近辺まで「いってこい」の下げになる可能性が高くな
るので警戒したい。
当面の上値メドは割り込んだ25日移動平均線(1万3193円45銭=1日現在)を
短期間で回復できるか否かが注目されよう。半面、下値メドとしては7月29日安値や
1万3000円が意識されそうだ。
[移動平均線]
・現物終値が5日線と25日線を割り込み、短期的に弱気ムードに傾くところだ。
[一目均衡表]
・遅行線が「雲」領域内で推移。日足は転換線を割り込んだ。
[オシレーター]
・RSIは4、9、14日が、下落。
・ストキャスティクスは、%K線、%D線が下落。
[パラボリック]
・日経平均、買いポジションを継続、同先物は翌日寄り付きに売り転換。
日経平均(買いポジション、7月23日転換)
日経平均先物当限(売りポジション、8月4日転換)
(ロイター日本語ニュース)
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