UPDATE2: 野村HD<8604.T>がロンドンで最大1000人削減へ、リーマン買収後コスト抑制
*3段落目以降を加えました。
[東京 4日 ロイター] 野村ホールディングス(8604.T: 株価, ニュース, レポート)は、ロンドンで最大1000人の人員を削減する計画を明らかにした。同社の広報担当者が4日、ロイターに述べた。野村HDは今年10月に経営破たんしたリーマン・ブラザーズ(LEHMQ.PK: 株価, 企業情報, レポート)の一部事業を買収したが「現状の市況環境で競争力を維持するために、コストと陣容のバランスの最適化が必要と判断した」と説明した。
現在、野村はロンドンに約4500人の人員を抱える。削減の対象は旧野村、旧リーマンといった所属を問わず、双方が対象になる。
野村はリーマンの欧州の株式と投資銀行部門のほか、債券部門で約150人を採用した。このほかリーマンのアジアの株式、債券、投資銀行の3部門とインドのIT子会社も買収。これにより野村は世界で合計8000人を超える人材を一気に抱えることになり、人員の再配置や削減は必要とみられていた。
野村は市場の混乱を背景に2008年4─9月期の連結決算(米国会計基準)で、当期損益が1494億円の赤字に落ち込んでいた。リーマンの事業買収に関連し今後さらなる費用計上も見込んでおり、09年3月通期決算で赤字拡大は免れないとの見方が根強い。このため野村は人員削減を実行し、コストを抑える方針。
同時に財務基盤の強化も進めている。野村は1日、劣後CB(転換社債型新株予約権付社債)などを発行し、最大4100億円を調達すると発表。今年春にも劣後ローンなどで約6000億円を調達していた。2011年3月期には、税引き前利益5000億円を目指す中期経営目標を掲げている。
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(ロイターニュース 江本 恵美記者)
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