UPDATE1: 東京株式市場・大引け=反落、FOMC前に方向感乏しく材料株が人気化
日経平均.N225 日経平均先物3月限<0#2JNI:>
終値 8568.02 (-96.64) 終値 8560 (-70)
寄り付き 8608.40 寄り付き 8590
安値/高値 8471.24─8634.26 高値/安値 8470─8640
出来高(万株) 193628 出来高(単位) 79685
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[東京 16日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は反落。米株安と円高進行を
背景に銀行株や輸出株に利益確定売りが出た。ただ今晩の米連邦公開市場委員会(FOM
C)などを控え実需筋は様子見姿勢をとっており、売買は短期筋中心でボリュームは薄
い。
主力株が見送られる一方で電池関連や風力発電関連など材料株がにぎわったことも全体
相場の方向性の乏しさを浮かび上がらせた。
東証1部の騰落は値上がり439銘柄に対して値下がり1195銘柄、変わらずが79
銘柄となった。
今の株式市場参加者の大きな関心事が為替動向。ある程度の景気悪化は織り込んだとい
っても、円高がこれ以上進めば株価判断の前提となる企業業績予想が大きく狂うためだ。
12月日銀短観によると経常利益計画は2008年度下期に大企業製造業で3割の下方
修正となったが、下期の想定為替レートは1ドル=101.04円であり、現在の90円
付近の円高が推移すればさらに下方修正されるおそれがある。
今晩のFOMCを前に様子見気分が強くなっているのは、その結果が為替動向に大きな
影響を与える可能性があるためだ。仮に0.75%の引き下げとなった場合はフェデラル
ファンド(FF)金利は0.25%となり、日本の政策金利0.3%を下回ることにな
る。
市場では「円高への警戒感が根強く、FOMCの決定を見極めるまで動きにくい。主力
株の上値が重い中で、年末までのサヤ取りを狙う短期資金が低位不動産株などに流入して
いる。年末特有の動きが出てきた」(大手証券)との声が聞かれた。
低位不動産株だけでなく個別材料株もにぎわいをみせた。電池関連では古河電池
(6937.T: 株価, ニュース, レポート)がストップ高。ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674.T: 株価, ニュース, レポート)やFDK(6955.T: 株価, ニュース, レポート)
も高い。風力発電関連では、発電機用駆動装置を手掛けるナブテスコ(6268.T: 株価, ニュース, レポート)などが買わ
れた。「今晩のFOMCなどイベントを控え全体相場の方向性が乏しい中、電池関連や風
力関連など環境テーマの材料株が人気化している。長期実需資金は動いていない一方、短
期筋が売買の中心になっている」(国内証券)という。
市場では「過剰流動性をベースにした金融相場の到来を期待する声もあるが、少なくと
も現時点では商いは極めて薄く株式市場に資金が流れているという感じはしない」(別の
国内証券投資情報部)との声が出ていた。
東証1部売買代金は1兆3896億円と前日を下回っている。
そのほか個別では、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)やキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)などハイテク株がさえない。ト
ヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)は小幅安だったがホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)は大きく下落した。みずほフィナンシ
ャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)などの大手銀行株も
さえない。
(ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)
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