〔テクニカル分析〕日経平均・日経平均先物当限=10日現在

2009年 04月 10日 17:42 JST
 
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 水野 文也記者

 [東京 10日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、小幅続

伸。現物・先物はともに、上値・下値を切り上げたものの、上値に対して慎重な様子をう

かがわせる動きとなっている。

 一方、移動平均線では、終値が引き続き5日線を上回っており、短期的にも強気のパタ

ーンを維持した。

 現物の足は、短い上ヒゲと長めの下ヒゲを伴う「小陰線」となった。上値・下値を切り

上げたほか、約3カ月ぶりに9000円大台を回復するなど、上昇指向の強さを感じさせ

ている。とりわけ、目先的に天井形成すると思わせた6日の直近高値(8992円06銭)

を更新したことで、同高値を頂点とする「三尊天井」のパターンになる恐れがなくなるな

ど、テクニカル的に一段と強気に傾斜するところだ。前日の上げが急ピッチである上、目

先的な9000円回復で目標達成感が生じるところでもあり、伸び悩みを示した動きは悲

観する材料にはならない。なお、強気のトレンドが継続しているとみていいだろう。

 今回の足は、長めの下ヒゲが特徴となる「下影陰線」で、高値波乱と思わせる症状とな

った。高値圏で出現したために、売り転換を示唆する「首つり線」と解釈することもでき

るが、心理的な抵抗線である9000円のほか、6日高値を更新するなどチャート上では、

なお上値余力が十分の様子だ。

 ただ、9000円前後の水準では6日高値の時点でもそうだったが、伸びが鈍ったのも

事実。1月7日の年初来高値(9325円35銭)や9500円どころが強力な戻りのフ

シとして意識されているため、このまま強い基調を維持したとしても、上値を一気に追う

ような動きとなるのは難しい印象だ。1月7日高値を目前にもたつくようであれば、

9000円前後で値固めをすることも考えられる。

 当面は、3月10日安値(7021円28銭)と1日の直近安値(8084円62銭)

を結んだラインの延長線上にある下値支持線を維持できれば、中期的な上昇トレンドが継

続する形となるため、翌日であれば8800円前後がその下値メドとして意識されよう。

さらに、8日の直近安値(8556円75銭)が支持線として注目される。半面、上値に

ついては1月7日高値が目先の目標になりそうだ。

[移動平均線]

・終値が5日線を上回って推移。強気トレンドを鮮明にしている。

[一目均衡表]

・終値、遅行線がともに「雲」領域の上方で推移している。強気のパターンを継続した。

[オシレーター]

・RSIは4、9、14日が、続伸。

・ストキャスティクスは、%K線が小反落、%D線が小幅続落。

[パラボリック]

・日経平均、同先物は、買いポジションを継続。

 日経平均(買いポジション、4月6日転換)

 日経平均先物当限(買いポジション、4月6日転換)

 (ロイター日本語ニュース)

(fumiya.mizuno@thomsonreuters.com; 03-6441-1817; ロイターメッセージング:

fumiya.mizuno.reuters.com@reuters.net)

 
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