UPDATE1: 東京株式市場・大引け=続伸、様子見ムード強いが個人は幅広い銘柄に買い

2009年 06月 22日 16:03 JST
 
記事を印刷する |

日経平均.N225 日経平均先物9月限<0#2JNI:> 

終値    9826.27(+40.01) 終値    9830(+60)

寄り付き 9788.07 寄り付き 9790

安値/高値 9763.37─9887.13 安値/高値 9760─9900

出来高(万株) 214803 出来高(単位) 63208

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 22日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は続伸。上値は追わない慎重な

ムードは続いているが、個人投資家などから幅広い銘柄に買いが入った。3月からのリバ

ウンド局面で先行して株価が戻っていた景気敏感株よりも出遅れ感のある内需系のディフ

ェンシブ銘柄が物色されている。23─24日の米連邦公開市場委員会(FOMC)など

のイベントを控え様子見姿勢を取る投資家も多く東証1部売買代金は1兆5415億円と

低水準だった。

 東証1部騰落数は値上がり1189銘柄に対して値下がり415銘柄、変わらずが99

銘柄だった。

 前週末19日は値下がり銘柄が1000を超えながら日経平均はプラスで引けた。きょ

うは逆に、値上がり銘柄数が1100を超えた割に日経平均の伸びが鈍かった。「何らか

の需給のゆがみがあったようだ」(国内証券ディーリング部)とみられているが、後場に

入ってからは徐々にもつれがほぐれるかのように日経平均も上値を伸ばした。「個人投資

家が上値は追わないリミット付きのような買いを幅広い銘柄に入れていた。環境関連の材

料株を利食った個人投資家の資金は豊富で物色対象を探しているようだ」(大手証券トレ

ーダー)という。

 ただ全般的に様子見ムードも強かった。米国で過去最大規模の国債入札を今週控えてい

るほか、23─24日の米FOMCで国債買い入れの増額など金利抑制のための意思表示

を示すのかどうかも注目ポイントだ。国内では29日に5月鉱工業生産速報、1日に6月

日銀短観が控えている。

 市場では「香港、上海、台湾などのアジア株高をきっかけに上値を試す動きとなったが

ディーラーや個人の回転売買が中心で大きく上げるエネルギーにも欠ける。しばらく方

向感が定まらず、海外からの材料待ちとなりそうだ」(準大手証券投資戦略室長)との声

が出ていた。

 

 業種別では海運や商社など景気敏感株がさえない一方、食料品や電気・通信などディフ

ェンシブ系セクターがしっかり。ただ「業種というよりも、個人投資家は個別銘柄で物色

している傾向がある」(前出の大手証券トレーダー)という。

 きょうが公募増資の払い込み日となる三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)が商い

を伴い高値引け。きょうの大引け基準で公募増資分のTOPIXリバランスが行われるた

め、短期的な需給面の思惑などから買いが入った。市場筋の試算では約1100万株の買

い需要が発生したとみられている。ただ東証1部全体では約500億円の売り圧力が発生

したとみられており、TOPIX.TOPXなど指数は引け際に上げ幅を縮小させた。

 個人投資家の投資動向の象徴となっているジーエス・ユアサ コーポレーション

(6674.T: 株価, ニュース, レポート)は前週末比20円高の996円。朝方、海外勢とみられる売りが入ったが、個人

投資家からすかさず押し目が入ったという。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

(daiki.iga@thomsonreuters.com;03-6441-1785;ロイターメッセージング:

daiki.iga.reuters.com@reuters.net)

 
写真
民主の政策、不公平との指摘も

与謝野財務・金融担当相は、控除の見直しなどの民主党の政策に対し、不公平という指摘が出てくる可能性があると語った。
  記事の全文 | ブログ 

 

株価検索

会社名銘柄コード
 

ロイターオンライン調査

写真

貸し渋り問題に注目が集まって見逃されがちなだが、現在の日本には中小企業へのリスクマネー供給の課題がある。
  ブログ 

ファクトボックス

8316.T
現値:
前日比:
Up/Down:
 
  • 日本日本
  • アジア
  • 米国米国
  • 欧州
  • 東証1部 値上り率