UPDATE1: 東京株式市場・大引け=小反発、FOMCや米国債入札前に手控え
日経平均.N225 日経平均先物9月限<0#2JNI:>
終値 9590.32 +40.71 終値 9570 +30
寄り付き 9596.78 寄り付き 9600
安値/高値 9534.24─9624.41 安値/高値 9540─9630
出来高(万株) 211460 出来高(単位) 54793
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[東京 24日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は小反発。堅調なアジア株を背
景に資源株の一角に買い戻しが入るなど、もみあいながらしっかりの展開だった。ただ米
連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を前に手控えムードは強く、過去最大規模の
米国債入札も5年債、7年債が残っており、長期金利上昇への警戒感は払しょくされてい
ない。一方、投信などへの個人投資家の資金流入が続いているほか、下値で買い意欲をみ
せる国内機関投資家がいるため下値不安はそれほど大きくはなっていないという。
東証1部騰落数は値上がり816銘柄に対して値下がり750銘柄、変わらずが134
銘柄だった。東証1部売買代金は1兆4873億円と低調。市場からは「基本的にFOM
Cが終わるまで様子見だ。ポジションを傾けるのは難しい」(準大手証券トレーダー)と
の声が多く聞かれた。
FOMCの議論を先読みしずらいのも手控えムードを強めている。景気回復の兆しが出
てきているため「出口戦略」の議論を準備する必要があるが、早すぎる「出口戦略」は景
気回復の腰を折ってしまうおそれがある。一方、大量の米国債発行に対応した買い切り方
法を検討することも考えられるが、あまり積極的な資産買い取りは、財政規律の緩みを想
起させ「悪い金利上昇」をまねく懸念もある。「FOMCの議論の方向性が出口方向なの
か現状維持なのか、あるいは国債やMBSの買い切り強化方向なのか読みにくい」(国内
証券)という。
今週、米国では過去最大規模の国債入札が行われる。23日の2年債(400億ドル)
は好調だったものの、24日に370億ドルの5年債、25日に270億ドルの7年債が
予定されている。「7年債は10年長期金利に影響を与えやすい」(準大手証券投資情報
部)とみられており、24日のFOMC終了後もアク抜け感が広がるとは限らない。
29日の5月鉱工業生産速報、1日の6月日銀短観が好調な数字になるとの事前予測が
強いため、「米国債入札終了後も、米金利が大きく上昇しなければ、マクロ指標への期待
で株価が再び上昇する可能もある」(大手証券トレーダー)という。
一方、野村証券が募集し、24日に野村アセットマネジメントが設定するファンド2種
の設定額が、合計で1000億円を超える見通しとなるなど個人投資家の買い意欲は依然
強い。また国内機関投資家も「資金は豊富で、日経平均9000円割れの水準になれば買
い出動してくるだろう」(国内投信ファンドマネージャー)とみられており、下値への不
安は現時点では大きくなっていない。
個別では、UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)、みずほフィナンシャルグループ
(8411.T: 株価, ニュース, レポート)、三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)などの大手銀行株はそろって下落。
ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674.T: 株価, ニュース, レポート)や明電舎(6508.T: 株価, ニュース, レポート)などの環境関連の材料株
も続落した。
一方、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)やキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)などの輸出株は円高の一服もあって反
発した。非鉄株や石油株などもしっかり。
(ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)
(daiki.iga@thomsonreuters.com;03-6441-1785;ロイターメッセージング:
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