再送:〔テクニカル分析〕日経平均・日経平均先物当限=3日現在
水野 文也記者
[東京 3日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、現物、先
物がともに続落。現物・先物は、上値・下値をいずれも大きく切り下げたものの、下方硬
直性が強く底堅いとの印象を与えている。
一方、移動平均線では、終値が25日線近辺で止まった格好となり、今後は両者の位置
関係が注目されそうだ。
現物の足は、長めの下ヒゲを伴う「小陽線」となった。新たにマド(9816円07銭
─9869円54銭)を空けて下放れるとともに、終値が25日移動平均線(9818円
36銭=3日現在)近辺まで下落し、下値不安感を増幅させる動きとなっている。1日に
引いた長い上ヒゲが上値の重さを感じさせる一方、前日の足が「行き詰まり線」を連想さ
せたことから、今回の下げは定石通りとみることができるものの、6月12日の直近高値
(1万0170円82銭)を視界に入れながらの下押しは「二番天井」の形成を警戒させ
るところ。中期的に下値切り上げ型の上昇トレンドが維持できるか否か、見極める必要が
出てきたと言えよう。
もっとも、今回の足は大引け「坊主」の「下影陽線」であるため、下方硬直性が強いこ
とを示しており、突っ込みながらも下値に対しては底堅いと感じさせた。終値ベースで6
月23日と24日以来の25日平均線割れとなったものの、同線と近いレベルで止まった
上、足そのものは上昇指向が強いだけに、長いトレンドでみた上昇基調が終わったとまで
は感じさせていない。翌日以降、すかさず今回の安値(9691円16銭)を下回るよう
な下げとなった場合、弱い基調への転換が懸念されるものの、マドを空けて上伸した場合
は、短期的な波動において今回安値が6月23日の直近安値(9511円45銭)のダメ
押しとなり、6月12日高値奪回に向けて仕切り直しの相場が始まる可能性が高い。その
意味で翌日の寄り付きが1つの勝負ポイントになりそうだ。
当面の下値メドとしては、今回の安値のほか、6月23日安値が注目される。他方、目
先的な上値メドとしては心理的な抵抗線である1万円や1日高値(1万0086円18銭)
などが意識されよう。
[移動平均線]
・終値が5日線を引き続き下回った。下位にあった25日線に到達し、両者の位置関係が
注目される。
[一目均衡表]
・終値が転換線、基準線にサポートされた格好となった。
[オシレーター]
・RSIは4、9、14日が、続落。
・ストキャスティクスは、%K線、%D線がいずれも続落。売りサイン。
[パラボリック]
・日経平均、同先物は、買いポジションを継続。
日経平均(買いポジション、6月30日転換)
日経平均先物当限(買いポジション、6月30日転換)
(ロイター日本語ニュース)
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