東南アジア株式=総じて軟調、米雇用統計控え警戒感
[バンコク 7日 ロイター] 7日の東南アジア株式市場は、大半の市場が下落した。クアラルンプール市場とジャカルタ市場は過去最高値から下落。米雇用統計を控えた警戒感が強い中、パーム油生産のサイム・ダービーなど最近上げていた銘柄に利益確定の売りが出た。
クアラルンプール市場のKLSE総合指数は0.44%安の1434.04。前日は(終値ベースの)過去最高値となる1440.39をつけていた。ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEは前日まで4日続伸し、(終値ベースの)過去最高値となる2795.39をつけたが、7日は0.59%安の2778.9。
バンコク市場 .SETIは反落し、0.45%安。最大の銘柄であるタイ石油会社(PTT)PTT.BKが同社の上場廃止に関する裁判所の判決を14日に控えて売られたことがバンコク株を押し下げた。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).STIは0.15%上昇し、(終値ベースで)1カ月ぶりの高値となる3557.95をつけた。DBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)とキャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)に押し上げられた。
マニラ市場.PSIは0.31%上昇し、(終値ベースで)1カ月ぶりの高値となる3745.39をつけた。中央銀行に追加利下げ余地があるとの見方や内需改善を受けてメトロバンク(MBT.PS: 株価, 企業情報, レポート)など大手銀行が上伸した。
ベトナムのホーチミン市場.VNIは0.02%高。
米ブッシュ政権が住宅ローンの借り手救済策を発表したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週利下げするとの見方からムードが明るくなり、東南アジア地域の株価は取引前半に上昇した。
クアラルンプール市場では、サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)が利食い売りに押され2.6%安。電力会社テナガ・ナショナル(TENA.KL: 株価, 企業情報, レポート)は2%安。
プランテーション企業のインダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)は4.23%高。ある投資アナリストによると、商品相場高がプランテーション株を押し上げたという。
ジャカルタ市場では国営非鉄金属アネカ・タンバン(ANTM.JK: 株価, 企業情報, レポート)が3.8%下げたほか、石炭最大手のブミ・リソーシズ(BUMI.JK: 株価, 企業情報, レポート)が0.8%安。
バンコク市場では、米原油先物相場が下落する中、市場で最も大きな比重を占めるPTTが2%余り下げたほか、石油大手PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)PTTE.BKも値下がりした。
シンガポール市場では、大手銀行株や不動産株が買われ、銀行最大手DBSグループ・ホールディングスが0.48%高、不動産開発のキャピタランドが0.72%高。
建設のリアン・ベン・グループ(LIBG.SI: 株価, 企業情報, レポート)は0.7%高。同社がカジノプロジェクトを受注するとの見方に支えられ、一時は3.9%上昇した。
ベトナム市場では金融株が上昇。ハイフォン証券HPC.HNが1%近く上げたほか、ペトロベトナム保険PVI.HNが1.08%高。
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