上海・深セン株式市場=5.6%安、1月以来の大幅下落
前営業日比 売買代金概算
上海総合指数.SSEC
大引け 3296.672 196.221安 666.4億元(上海A株)
高値 3427.884
安値 3285.298
前営業日終値 3492.893 21.150高 587.0億元(上海A株)
滬深300指数.CSI300
大引け 3536.327 247.401安
高値 3710.786
安値 3525.185
前営業日終値 3783.728 29.013高
上海B株指数
大引け 236.745 14.758安 0.45億米ドル
高値 249.212
安値 236.281
前営業日終値 251.503 1.560高 0.41億米ドル
深センB株指数.SZSB
大引け 533.287 25.490安 2.46億香港ドル
高値 553.808
安値 531.752
前営業日終値 558.777 3.476高 2.05億香港ドル
--------------------------------------------------------------------------------
[上海 14日 ロイター] 週明け14日の上海・深セン株式市場は急反落し、外貨
建てB株と人民元建てA株の両方をカバーする上海総合株価指数.SSECは
196.221ポイント(5.62%)安の3296.672で終了した。同指数の下落
率は今年1月以来の大きさ。
当局が不動産価格の上昇を抑制する新たな措置を講じる可能性があるとのうわさが不動
産デベロッパー株に打撃を与えた。
同指数の終値はこの日の安値3285.298に近い水準で、4月3日につけた11カ
月ぶりの安値3271.290からあまり離れていない。トレーダーらは
3271.290をテクニカル的に重要な下値支持線とみなしている。
中国紙・21世紀経済報道は先週末に、中国人民銀行(中央銀行)の上海支店が上海市
の不動産企業の財務状態を調べ始めたと報じた。政府が不動産価格の投機を抑制する新た
な措置を導入した場合に各社がどれほど持ちこたえられるかを見極めるためという。この
報道は確認されていないものの、不動産投機筋に対する当局の措置が、既に一部地域で弱
さをみせている不動産価格を押し下げる可能性があり、銀行にも悪影響を与えるとのうわ
さが広がった。
上場不動産デベロッパー最大手の万科企業(000002.SZ: 株価, 企業情報, レポート)は10%の値幅制限いっぱいま
で急落。保利房地産(600048.SS: 株価, 企業情報, レポート)も10%急落。
上海市場の値下がり銘柄数は845と、値上がり銘柄58を大幅に上回った。80銘柄
余りが10%の値幅制限いっぱいまで急落した。
上海A株の売買代金は666億元(95億ドル)と依然、非常に低い水準。11日は
587億元。
上海総合株価指数が4月3日に3271.290の安値をつけた後で急反発したことで
多くのアナリストらは市場が少なくとも中期的な底は確立した可能性があると考えた。
しかしこの日の急落で、同指数が新たな安値水準に下げる可能性がかなり高くなったとの
見方が多い。
先週末に中国南部で開かれた「ボーアオ・アジアフォーラム」年次総会で各国当局者や
エコノミストらが、中国が依然としてインフレの深刻な脅威に直面しており、また米信用
危機の影響で景気が減速する可能性があると示唆する発言を行ったことも、株価を損ね
た。
ペトロチャイナ(601857.SS: 株価, 企業情報, レポート)は16.87元まで下げた後、3.32%安の
16.91元で終了。市場は同株価が同社の昨年の上海市場での新規株式公開(IPO)
価格の16.70元を割り込むか注目している。
中国建設銀行(601939.SS: 株価, 企業情報, レポート)は5.72%安。同社が発表した下半期決算は51%の増益
だったが、これは予想通りだった。
上海浦東発展銀行(600000.SS: 株価, 企業情報, レポート)は、第1・四半期の純利益が前年同期比最低180%は
増加したとの見通しを示したものの、株価は7.52%安だった。投資家らは既に中国の
銀行の強い第1・四半期利益をおおむね織り込んでおり、2008年下半期に注目してい
る。
中国太平洋保険(601601.SS: 株価, 企業情報, レポート)は5.67%安。同社は07年の純利益が7倍近く増加し
たと発表したが、ほぼ事前予想並みの水準だった。
© Thomson Reuters 2008 All rights reserved.



総裁選や代表選、問われる成長と停滞の岐路

