東南アジア株式=おおむね上昇、銀行株などが高い
[シンガポール 18日 ロイター] 18日の東南アジア株式市場はおおむね上昇した。投資家は優良株のほか、追加利下げ決定が予想される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、シンガポールのDBS(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)など銀行株に買いを入れた。半面、パーム油相場の下落を受け、マレーシアのIOI(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)などプランテーション株が売られた。
シンガポール市場.FTSTIは朝方に下落したものの、1.46%高で終了した。クアラルンプール市場.KLSEは0.21%、バンコク市場.SETIは0.69%、ジャカルタ市場.JKSEは1.19%それぞれ値上がりした。
一方、マニラ市場.PSIは0.58%安。ベトナム市場.VNIは4.46%安となり、約2週間ぶりの安値水準で取引を終えた。
ヘンダーソン・グローバル・インベスターズのトニー・ドルフィン氏は「株式市場のボラティリティーに関して終わりが見えず、金融システムの健全性をめぐる確信が非常に高まるまで、同じ状況が続くとみられる」との見方を示した。
シンガポール市場では、キャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)やシンガポール取引所(SGX)(SGXL.SI: 株価, 企業情報, レポート)など大型株が相場を押し上げた。キャピタランドは5.6%、SGXは3.1%それぞれ上げた。
このほか、銀行大手DBSは2.6%上昇。同業のUOB(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.2%、OCBC(OCBC.SI: 株価, 企業情報, レポート)は1.7%それぞれ値上がりした。
クアラルンプール市場では、IOIが3.6%下落。ライバル企業のサイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)は2.7%下げた。また、選挙の結果が予想外となったのを受け、政治情勢に敏感な銘柄は引き続き軟調。水道事業を手掛けるパンカク・ニアガ・ホールディングス(PNHB.KL: 株価, 企業情報, レポート)は6.4%安となった。
バンコク市場では、バンコク銀行BBL.BKとカシコーンバンクSCB.BKがともに2.4%上昇。サイアム・コマーシャル・バンクSCB.BKは4.1%高となった。
ベトナム市場は3営業日連続の下落。政府が株式買い付けを通じて介入したものの、投資家の信頼感を高めることはできなかった。
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