上海・深セン株式市場=反落、人民銀行総裁発言を嫌気
前営業日比 売買代金概算
上海総合指数.SSEC
大引け 2760.417 71.319安 417.5億元(上海A株)
高値 2813.137
安値 2741.190
前営業日終値 2831.736 82.862高 788.4億元(上海A株)
滬深300指数.CSI300
大引け 2789.941 59.727安
高値 2845.479
安値 2771.363
前営業日終値 2849.668 76.592高
上海B株指数.SSEB
大引け 203.277 3.406安 0.22億米ドル
高値 206.193
安値 202.192
前営業日終値 206.683 4.479高 0.54億米ドル
深センB株指数.SZSB
大引け 475.165 0.378安 1.40億香港ドル
高値 478.316
安値 467.802
前営業日終値 475.543 8.566高 2.75億香港ドル
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[上海 23日 ロイター] 23日の上海・深シン株式市場は反落し、売買代金は約
1年半ぶりの低水準に縮小した。中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が、インフレ抑
制のために金融政策を一段と引き締める可能性があるとの考えを示したことが嫌気され
た。
外貨建てB株と人民元建てA株の両方をカバーする上海総合株価指数.SSECは71.
319ポイント(2.52%)安の2760.417で終了した。下落銘柄数は633と
上伸銘柄数253を上回った。
大半の投資家が市場を離れる中、上海A株の売買代金は418億元(61億ドル)と、
2006年12月以来の低水準。20日は788億元。
周総裁は20日、「エネルギー価格高は必ず消費者物価指数(CPI)にいくらか(上
昇)圧力を加えるため、われわれはインフレに対してより強い政策をとるかもしれない」
と述べ、先週の国内燃料価格の引き上げが金融政策の一段の引き締めを促す可能性がある
との認識を示した。
中国証券監督管理委員会の尚福林主席は、市場の安定を守るため、新規株式発行の時期
を調整したり、より長期的なファンドを市場に誘致するなどの措置を取ると表明。しかし
株式市場への好影響は、周小川総裁発言の前にかすむ格好となった。
華泰証券のアナリストは「燃料価格の引き上げで一段の金融引き締めへの懸念が増し
た。指標金利が引き上げられる公算が大きい」と指摘。別の証券会社のアナリストは「非
常に弱い市場だ。大半の投資家は利上げを予感している」と述べた上で、新しくかつ具体
的な株価支援措置がない中で当局が株価支援を約束しても、その効果はほとんどないとつ
け加えた。
石油精製株が特に下げ、中国石油化工(シノペック)(600028.SS: 株価, 企業情報, レポート)は8.89%安。石
油精製株は20日の燃料価格引き上げへの期待から先週は上昇していた。中国石油天然ガ
ス(ペトロチャイナ)(601857.SS: 株価, 企業情報, レポート)は3.15%安。
中国アルミ(チャルコ)(601600.SS: 株価, 企業情報, レポート)は5.24%安。1月の大雪による生産損失に加
えて営業コストがかさんだことから、上半期の純利益が最低50%は減少するとの見通し
を示したことで売られた。
5月9日に取引が停止され、この日取引が再開された重慶港九(600279.SS: 株価, 企業情報, レポート)は10%の
値幅制限いっぱいまで急落。同社は23日、親会社の全港湾資産を取得するため、親会社
に新株15億元相当を発行する方針を明らかにした。
銀行株がアウトパフォームし、深セン発展銀行(000001.SZ: 株価, 企業情報, レポート)は2.14%高。同行は上
半期の純利益が85―95%増加するとの予想を示した。
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