前場の中国株式市場は上昇、政府系ファンドの投資拡大で金融株が上昇

2008年 12月 3日 13:50 JST
 
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 [上海 3日 ロイター] 3日前場の中国株式市場は上昇。活発な商いのなか、金融株が上昇を主導した。中国政府系ファンド(SWF)が中国建設銀行(601939.SS: 株価, 企業情報, レポート)株を買い増したことを好感した。

 外貨建てB株と人民元建てA株の両方をカバーする上海総合株価指数.SSECは31.951ポイント(1.69%)高の1921.589で前場を終えた。上海株式市場のA株は、上昇銘柄が806と下落銘柄の86を大幅に上回った。

 政府系ファンドの中国投資有限責任公司(中国投資)の傘下にある中央匯金投資は3日、中国建設銀行のA株保有が11月28日時点で7080万株に増えたことを明らかにした。

 中央匯金投資は、政府の株式市場支援措置に基づき、9月23日から市場で買い付けを開始した。買い付けの規模は、中国建設銀行の香港上場株を含めた時価総額を考えると小規模だが、買い増しの事実が好感された。中国建設銀行は3.47%上昇した。

 証券会社のアナリストからは、投資家のムード改善を指摘する声がある一方、中国経済や企業利益の伸びが減速していることから銀行株の一段の上昇は見込みにくい、との見方もでている。

 上海浦東発展銀行(600000.SS: 株価, 企業情報, レポート)は3.07%上昇。同行は山東省の銀行に18%出資することで合意した。

 石炭・金属株も上昇。中国が景気対策でインフラ投資を拡大することによる需要増期待に押し上げられた。神華能源(601088.SS: 株価, 企業情報, レポート)は2.71%高。

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