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今日の株式見通し=弱含み、ECB緩和後の外部環境見極めへ
2016年3月10日 / 22:49 / 2年前

今日の株式見通し=弱含み、ECB緩和後の外部環境見極めへ

[東京 11日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みの展開が想定されている。欧州中央銀行(ECB)理事会では追加緩和策が発表されたが、ドラギ総裁がさらなる利下げの可能性は低いとの認識を示したことで欧州株は軟化。米国株も高安まちまちとなった。原油価格の下落も懸念材料。

日中は外部環境を見極めたいとの姿勢が強まりそうだ。週末要因も重なり、利益確定売りにも押されやすい。

日経平均の予想レンジは1万6500円─1万6900円。

前日の米国株式市場はダウ.DJIが小幅安、S&P総合500種.SPXは小幅高で取引を終了した。ECBは10日、主要3金利の一斉引き下げや月額の資産買い入れ枠拡大を含む一連の追加緩和策を発表した。事前予想を上回る大胆な金融緩和パッケージを市場は素直に好感した一方、ドラギECB総裁が利下げ打ち止めを示唆すると流れが一変。欧州株が下げに転じたことが米国株の重しとなった。

米原油先物は主要産油国による増産凍結計画に先行き不透明感が広がったことから反落。外為市場でドル/円JPY=EBSは113円台前半と、やや円高方向に振れている。外部環境に不透明感が強まるなか、序盤の東京市場は軟調な滑り出しとなる見通し。週末要因が重しとなり、安値圏でもみ合いを続ける展開が見込まれている。

一方、国内では景気対策に対する期待感も根強く、下値では押し目を拾う動きも予想される。「来週の日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)、経済指標を見極めたいところ」(SMBC日興証券・投資情報部部長の太田千尋氏)との見方もあり、日中は様子見姿勢も広がりやすい。

きょうは国内ではメジャーSQ(特別清算指数)の算出日。また1─3月法人企業景気予測調査(財務省・内閣府)が発表されるほか、フィット(1436.T)がマザーズに新規上場する。公開価格は1890円。海外では米2月輸出入物価などが公表される予定となっている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      16852.35 20952.71 14865.77

+210.15 2015年6月24日 2016年2月12日

シカゴ日経平均先物6月限 16545(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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