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スイス中銀、一段のマイナス金利可能=総裁
2016年2月11日 / 13:54 / 2年前

スイス中銀、一段のマイナス金利可能=総裁

[チューリヒ 11日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は、欧州市場の動乱を受け、スイスフランの安全通貨としての役割が再び高まる可能性があるとの警戒感を示し、スイス中銀はすでにマイナス圏にある政策金利をさらに引き下げることができるとの見解を示した。

2月11日、スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は、欧州市場の動乱を受けスイスフランの安全通貨としての役割が再び高まる可能性があるとの警戒感を示し、中銀はすでにマイナス圏にある政策金利をさらに引き下げることができるとの見解を示した。写真は2014年11月、スイスのベルンで(2016年 ロイター/Ruben Sprich)

スイスの中銀預金金利は現在マイナス0.75%。ジョルダン総裁はスイス誌ビランツのインタビューに対し、「われわれはかなり踏み込んだマイナス金利を導入している。現在、事態を注視しており、すべての可能性を排除していない」と述べた。

そのうえで、マイナス金利の導入により新興国からのスイスへの資金流入が抑制できたとしながらも、「欧州で大きな波乱があれば、スイスフランが再度注目される可能性がある」と警告。スイス中銀はフラン相場を引き下げることを目的にマイナス金利を導入したとし、「外国為替市場に介入する用意はある」と語った。

1ユーロ=1.20フランに設定されていたフラン相場の上限を前年1月に撤廃して以来、スイス中銀はフランの対ユーロEURCHF=での上昇に悩まされてきた。

ジョルダン総裁はフランは依然として過大評価されているとしながらも、フラン相場は次第に下落すると予想。「過大評価されていることは、1年前と比べてそれほど大きな問題ではなくなっている」と述べた。

ただ、中銀はフランの対ユーロ相場の目標水準は定めていないと重ねて強調。フランを通貨バスケットに連動させる案も、相場の上限を再導入する案も再度否定した。

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