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スイス中銀、必要ならマイナス金利深掘りや為替介入強化も=総裁
2017年4月28日 / 09:59 / 5ヶ月前

スイス中銀、必要ならマイナス金利深掘りや為替介入強化も=総裁

 4月28日、スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁(写真)は一段の金融緩和やスイスフラン高の抑制が必要になれば、マイナス金利の深掘りや為替介入の強化に踏み切る可能性があるとの考えを明らかにした。1月撮影(2017年 ロイター/Ruben Sprich)

[ベルン 28日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は28日、一段の金融緩和やスイスフラン高の抑制が必要になれば、マイナス金利の深掘りや為替介入の強化に踏み切る可能性があるとの考えを明らかにした。

スイス中銀年次総会の講演原稿によると、総裁は「低いインフレ率と設備稼働率を踏まえれば、緩和的な金融政策の維持が正しい道筋だ。フランは依然過大評価されている」との認識を示した。

「引き続き、金融政策の余地を活用していく。必要ならマイナス金利の深掘りや外貨の一段の買い入れは可能だ」と言明した。その一方で政策のメリットとデメリットを慎重に検討していくとも述べた。

ジョルダン総裁は世界経済をめぐる景況感は「非常に明るくなった」としながらも、政治的な不確実性がなお強いと指摘した。

「ユーロ圏では現在、仏大統領選がニュースの見出しを独占している。英国の欧州連合(EU)がどうなるかも依然不透明だ。また今後の米経済・通商政策についても多くの疑問が残る」と述べた。

総裁は中銀の大規模なバランスシートと決算の大幅な変動が課題との認識を示した。

「一時的な損失はどれほど大きくても金融政策の根本的な問題にはならない。株主資本が一定期間マイナスになっても中銀は業務を続けることができる。しかしそうした事態は避けるつもりだ」と語った。

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