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世界経済の14年成長率予想、3.6%に下方修正=OECD
2013年11月19日 / 10:47 / 4年前

世界経済の14年成長率予想、3.6%に下方修正=OECD

11月19日、経済協力開発機構(OECD)は経済見通しを発表し、2014年の世界経済成長率が3.6%になるとの見通しを示した。上海で9月撮影(2013年 ロイター/Carlos Barria)

[パリ 19日 ロイター] -経済協力開発機構(OECD)は19日、経済見通しを発表し、2014年の世界経済成長率が3.6%になるとの見通しを示した。5月時点の4.0%から下方修正した。

OECDは、新興国市場の景気減速が世界的な景気回復の足かせとなっていると指摘。先進諸国についても長年の債務危機後、回復に苦闘しているとの見方を示した。

OECDのチーフエコノミスト、ピエール・カルロ・パドアン氏はロイターに対し、「多くの理由により見通しを下方修正した。だが、最も重要な要因は新興国の成長率見通しの引き下げだ」と語った。

同氏は貿易と投資の伸び悩みにも言及した。

また、米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和縮小をめぐる観測から資本の流出に見舞われた多くの主要新興国の景気減速を、先進国が補うことは不可能との見解を示した。

パドアン氏は「米経済は成長しているものの、財政政策が伴わなければならない」と指摘。「ユーロ圏もプラス成長に回復しつつあるが、そのペースは非常に弱い。日本も成長率が加速しているが、問題はそれが持続可能かどうかだ」と語った。

OECDは2014年の米国内総生産(GDP)伸び率について2.9%と予想し、5月時点の2.8%から上方修正。来年に経済活動が活発化することから、FRBは量的緩和を縮小すべきだと指摘した。

一方、米国が連邦債務上限に達した場合、世界経済の回復にとって大きな脅威となると警告した。

2014年のユーロ圏の域内総生産(GDP)伸び率については1.0%と予想。5月時点の1.1%から小幅に下方修正したものの、プラス成長を見込んでいる。

2014年のドイツGDP伸び率は1.7%の見通し。5月時点の予想は1.9%だった。

2014年のフランスGDP伸び率は1.0%の見通し。5月時点の予想は0.8%だった。

ユーロ圏外では2014年の英GDP伸び率見通しを大幅に上方修正。5月時点の1.5%から2.4%に引き上げた。

OECDは、失業率が7%まで低下すると見込まれる2015年終盤にイングランド銀行(英中央銀行)が利上げを開始すると予想。「こうした見通しを考慮すると、労働・生産市場の緩みは縮小し、金融政策スタンスは2015年第4・四半期に正常化し始める」としている。

2014年の日本のGDP伸び率は1.5%になる見通しとし、5月時点の1.4%から上方修正した。ただ、13年の見通し1.8%からは鈍化が見込まれている。

2014年の中国のGDP伸び率は8.2%と予想。5月時点の8.4%から下方修正したが、7.7%の伸びを見込んでいる2013年からは加速するとの見通しを示した。

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